助けてテヒョンしぃ ページ39
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-JM-
JM「テヒョンア！」
TH「んぁ、」
JM「あれはやくなんとかして」
TH「何の話？」
JM「お前はク・Aの専門家でしょ？」
TH「あは。イライラしてる？」
JM「もー怖いよ。そろそろ殴られるかも」
TH「ジミナが泣きつくなんて珍しいね」
洗面所に駆け込めばマイペースに歯磨きしてたそいつが「ペッ！」と含んだ水を吐き出した
てかなんでこの時間帯？まだご飯も食べてないのに
TH「これにはねぇ、コツがあるんだよ」
JM「コツ？」
TH「まぁ見てて」
恐る恐る部屋に戻れば随分静かになったAがベッドに乗り上げてスマホをいじってる
TH「A、痛み止めは？」
「効かない」
TH「そっか。じゃあゆっくり寝てなよ」
……え、それだけ？
やけに得意げな顔をしてたからてっきりいつものあの調子で甘やかすのかと思ってたけど
TH「ジミナ、続きやろ」
JM「…え、あ、うん」
ぐったりしてるAには一切構わないまま時間が過ぎていく
いいの？これ。ほんとに大丈夫なの？
って思った矢先、ずっと沈黙を貫いてたAが目の前で背を向けて座るテヒョンイの首にぎゅっと抱きついた
「……てて、」
TH「んー？」
「いたい」
TH「うん。いたいねぇ。だっこする？」
「うん」
すとん、とベッドに腰掛けて
「おいで」と手を広げたそこに小さな体がすっぽり収まる
TH「よしよし。つらいのに一人で耐えて偉いね」
「……うん」
TH「大丈夫だよ。寝て目が覚めたらもう痛いの無くなってるから」
「ほんとに？」
TH「うん。朝までおれが一緒にいてあげる」
「ててぇ…」
ぽろぽろ、おっきな目から涙が溢れ出す
_____そんなにつらかったんだね
体が動くまま手を伸ばして、瞼を濡らす雫を優しく拭いとる
JM「…テヒョンア、抱っこ疲れたら交代ね」
TH「ふふ。ありがと」
いつも手を焼いてる園児二人組
基本的にはAの方が少しお姉ちゃん、っていうイメージなんだけど
たまぁに、こんな風にテヒョンアがお兄ちゃんみたくなることもあって
二人の珍しい一面が見られた
なんてことない放課後
TH「無理に話しかけないで、向こうから甘えてくるのを待つんだよ」
JM「なるほど。出会ってから初めてお前を尊敬したよ」
TH「心外」
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MiO__(プロフ) - 華凜さん» ありがとうございますもっと楽しんでね( ´ ▽ ` ) (2020年9月11日 21時) (
レス) id: 05c66aef26 (このIDを非表示/違反報告)
華凜 - めっちゃすきwwww (2020年9月9日 20時) (レス) id: fbd8080605 (このIDを非表示/違反報告)
MiO__(プロフ) - あやさん» ありがとうございます....私も自分で書いておきながら読み返して爆笑しております(´▽`) (2020年9月9日 1時) (レス) id: 05c66aef26 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ダーリンハニーあんでぇのくだりが好きすぎて笑 (2020年9月8日 20時) (レス) id: 1094985f75 (このIDを非表示/違反報告)
MiO__(プロフ) - 美優さん» リクエストありがとうございます！検討させていただきます( ´ ` ) (2020年9月4日 23時) (レス) id: 05c66aef26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MiO__ | 作成日時：2020年8月28日 0時
