43.ローくん６ ページ49
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やられた。
これだから、こいつらにバレるのは嫌だったんだ。
「へ〜〜、あのトラ男くんのね〜〜」
「ん〜〜、確かに瓜二つですね〜」
「でもよ、今いくつなんだ？トラ男もまだそんな年齢じゃねェだろ？」
麦わら屋に抱えられ、船に連れられたおれとAは、一味にまじまじと見つめられていた。
鼻屋も現実的に考えるタイプのようだ。
「ハァ、ハァ...！おい！麦わら〜！」
「キャプ...ッじゃない！その子返して〜！！」
「おれら、怒られちまう！！」
「A！ルフィに連れてこられたの？」
『ナミさんっ』
後を追いかけてきたシャチやベポ達の声。
Aはというと、呑気にナミ屋と挨拶をしている。
だめだ。ナミ屋は近寄るわけにはいかねェ。
あとは、もう一人。アイツにも近寄るわけには...
「あ？お前...」
「！」
船内を見渡し、麦わら屋が離れた隙に、逃げるため後ずさりすると、誰かにぶつかった。
振り返ると、ゾロ屋がおれを見下ろしていた。
「...っ」
「...」
「あ、ゾロ！そいつトラ男の子供なんだってよ！」
「トラ男の？...へェ、ここまで似るもんなんだな」
「う...っ」
ゾロ屋は分からねェはず。
だが、野生の勘が強そうな男だ。離れるに越したことはない。
再び、ゆっくりと後ずさりをする。
「フフ、何か都合が悪いことでも？」
「！」
『あ、ロビンさんっ』
またも後ろから聞こえる声に振り返ると、見つかりたくない女ナンバー１のニコ屋。
「ロビン！その子、トラ男にそっくりでしょ！」
「ええ、本人かと思うくらい」
「『えっ』」
ナミ屋に促されて返事を返したニコ屋が、満面の笑みを向けてくる真意が読み取れねェ！
『ロ、ロビンさん、まさか船長なわけないじゃないですかっあははっ』
「じゃあ、母親はAしかいないけど？」
『えっ、あ、その...』
「そうなんだロビンちゃん！！なのにローの野郎、結婚してねェって言うんだ！！」
「そうでしょうね」
やっぱり、こいつは、
「この子がトラ男くんでしょう？」
フフ、と笑ったニコ屋に、おれは肩を落とした。
麦わら屋たちが、キョトンとした顔でおれたちを見てくる。
「「「「「え〜〜〜〜っ！！！？」」」」」
「えっ何！？キャプテン！？どうしたの〜！？」
「おいバカ！」
「「「「「え〜〜〜〜〜っ！！！！？」」」」」
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
