40.ローくん3 ページ46
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バカだこのクマは。
「…」
「(ご、ごめんなさい)」
「「(無言で謝った！！？)」」
『…』
黙ってるAを見る。
これでおれとの子供は嫌だって言ったらどうしてくれる。
いや、まさかここまで来て嫌だと言わないだろうが、無言の間が不安になる。
『…船長と私の子供なら、髪の毛は茶色かなあ。目はどっちかなあ』
「「「「………」」」」
ベポに聞かれて、そのまんま頭の中で俺との子供を想像したんだろう。
だが想像しているという時点で、答えはイエスでいい。
柄にもなく少し安堵する。
「そうだな〜…どうなるんだろうな〜」
「男の子なら母親に似るって言うから可愛いミニキャプテンが産まれそうだな！」
「じゃあ女の子なら父親に似るってこと？」
『絶対美人さんになるねっ』
「いや！でも！どっちであっても性格はAに似てて欲しい！いやでもカッコいいのも捨てがたい…！」
「シャチ、何も子供は一人だけって決まってないだろ？」
「！ そうだな！」
『えっ』
何故か当の本人達よりも想像して盛り上がるペンギン達。
空いた皿を少し机の端に寄せ、Aに顔を向ける。
「うまかった」
『良かった〜！じゃあ食べた後は歯磨きしないと』
「「「え」」」
『だって子供の歯は虫歯になりやすいらしいから、一緒に磨きに行こ？』
手を握る為に出されたAの手と、Aの愛嬌の良い笑顔に、おれは大人しく自分の手を出した。
「「(キャプテンが手置いた...！？」」
「キャプテン、お手みたいっ！」
「「(バカベポやめろ！！)」」
後でベポはバラしてやろうと思っていたが、ペンギンたちに殴り倒されるのを見て、少し気が晴れた。
おれはそのままAに手を引かれて、風呂場の洗面で歯を磨く。
歯科は専門外だからな。
まァ、万が一必要になった時の為に勉強しておくか。
『はいっローくん、あーして』
「...？」
『磨けたかチェックですよ〜』
「いくらなんでも中身は大人だ。磨ける。」
『う、船長の小さい歯見たかったのに』
なんだその理由。
もう疲れてくれても構わないんだが、まだまだ興味がつきなかったらしい。
『ローくん、今日一緒にお風呂入る？』
「なっ…」
「「うええええ！！！？」」
「じゃあおれも一緒に入ろうかな〜！」
「「「ダメに決まってるだろ！！！！」」」
「す、すいません！！」
「あの〜、キャプテン？、次の島見えたっす！」
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
