31.寝顔 ページ35
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「アイアーイ！！キャプテーン！！朝だよー！！」
ポーラータング号はコメルス島で最後の朝を迎えた。
ログが溜まり、いつでも出港できる状態だ。
『…ん〜、？』
いつもよりベポの声が大きく感じて、Aは目を覚ました。
『ベポ…？ん…？…！！！！！！！』
目を見開いて固まるAは、自分の状況を理解出来ずにいた。
なぜなら、目の前には、帽子は被っていないものの、誰だかすぐに分かる顔があったからだ。
閉じられた切長の目に、薄い唇と、顎髭。
『えっ、へ…？！』
「キャプテーン！Aおはよ！」
「…チッ、うるせェな…」
眉に皺を寄せて開くその目の下には、うっすらと残っているクマ。
やはり、Aの目の前で寝ていたのは、他の誰でもないローだった。
「起きてたのか…」
『せ、せん…！どうして…！！』
顔を真っ赤にして起き上がるAに、ローは眉間の皺を深くした。
「やっぱり覚えてねェのか」
コクコクと何度も頷くAを見て、ローは少し笑う。
「別に何もシてねぇから安心しろ。ただの飲み過ぎだ」
『へ、飲み、過ぎ？』
Aは自分に関係がないと思っていた単語に、思わず聞き返した。
あの騒ぎの後、少しの時間でも祭りを楽しんで満足したA達だったが、ルフィ達が翌日の祭りに誘ってきたことによって、彼らの船・サウザンドサニー号で宴が催されたのだ。
たまには一緒にご飯を、と言っていたAを思い出して、ローは渋々了承した。
そして、いつの間にか飲み物がお酒に変わっていたAは酔っ払ってしまっていた。
これについては、全員がローに怒られたのは言うまでもない。
『私、お酒飲んで…』
「だから寝かせたんだ」
『船長、ごごごごめんなさい！』
いや…と歯切れの悪いローの返事に首を傾げるA。
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
