14.【ロー】 ページ16
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船内で鍼灸の本を読んでいると、甲板が少し騒がしくなった。
「キャプテン戻りましたよー！！」
「あーキャプテンいないと女が捕まりません！」
「メスのクマもいなかったな」
「「「だからいるわけねェんだよ！」」」
「すいません…」
本を置いて、甲板に出ると、ペンギン達の中にAの姿を探す。
「おい、お前ら、Aはどうした」
「あー、買い物に…」
「どうしてついて行かなかった」
「いや、その、下着買うって言うんで、流石に…///」
照れてるシャチに少し苛立ちながら、ペンギンを見た。
「店の外で待ってればいいだろ。それかベポに行かせれば良かったんじゃねェのか、あァ？何の為にお前らに任せた。バラすぞ」
「「「す、すんません！！探してきます！」」」
「…チッ、ベポ！お前は俺と来い。Aと別れたところに案内しろ」
「ァ、アイアイ！！」
最悪の状況が脳裏を過り、舌打ちをする。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「キャプテン、ここでAと別れたんだ」
「…」
下着屋をしらみ潰しに探すのは、ペンギン達に任せるとして、Aが気になりそうなところを見て回る。
日が暮れ始め、俺は少し焦ってきていた。
「チッ…アイツどこに…」
「あ！キャプテン！あれ！麦わらの一味だよ！！」
ベポが指差した先には、麦わら屋、ナミ屋、ニコ屋がいて、島の女と話をしてるようだった、
「あれ？Aの匂いだ」
「あ？」
ベポを一瞥して、連中に視線を戻すと、島の女と思っていたその女の横顔は、Aだった。
「ツナギ着てなかったら分かんなかったね！あ、キャプテン？」
麦わら屋達と楽しそうに話すAに少し近付く。
「おい」
こちらに気付いた麦わら屋達と、振り返ったA。
「！」
普段下ろしている髪をまとめて、前髪も流しているせいか雰囲気が違って見える。
振り返ったAを、綺麗だと思ったのは、初めてだった。
「おおー！！トラ男ー！！！」
『せ、船長！ベポ！』
「A良かったー！！ごめんよ一人にして！！」
「あ、私たちが連れ回しちゃって」
「ナミ屋、これはどういうことだ」
「どうって、Aとお買い物してただけよ？」
「A、ツナギはどうした」
『あ、も、持ってます！』
「…行くぞ」
後ろから、麦わら屋達の声が聞こえるが、全て無視してAの腕を引っ張り、船へ向かった。
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
