9.【ペンギン】 ページ11
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Aの様子がおかしい。
『……』
キャプテンが女と船に戻ってきた日の翌朝。
Aの様子がいつもと違っていた。
原因として考えられるのは、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
珍しく朝早くに起きたAは、ベポと一緒に船長を起こしに行ってしまった。
「お、おい!Aは行かない方が…!」
『ん?』
コンコンッ
「キャプテ〜ン」
俺の制止の声も意味なく、ベポが声をかけてしまう。
おいおいベポ…!お前は当たり前に行けるだろうが、Aには…!
朝からおっ始めてたらどうすんだよ!!!
「…うるせェな、なんだよ」
『わ、船長、お洋服着ないで寝たんですか?』
「は?…おい、お前、」
「キャプテン達は朝ご飯どうするの?おれ持ってくる?」
部屋からは、上半身裸の不機嫌マックスなキャプテンが出てきた。
Aがまさかいると思ってないはずだから、めちゃめちゃ驚いてるのが分かった。
それでもニコニコと微笑んでるA。
ある意味、すげェ…
だが、問題はここからだった。
「フフフ、ここは朝から賑やかね」
昨日の女が、少し気怠そうに薄いキャミソール一枚を着て起きてきた。
自然の流れのように、キャプテンに後ろから抱きついて、肩にキスをする。
関係のある男女の甘ったるい雰囲気に似ている…
つまりは、やはり、そういうことで….
「おい、やめろ」
「あら、これぐらいいいじゃない?フフフ」
『!』
どうやら、Aは、ここからおかしな様子が始まっている。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「おーいAー？」
『はっ！ご、ごめんなさい！シャチさん何か！？』
そのことを知らないシャチがAに切り込んでいく。
「どうした？なんかボーッとしてるけど」
『あ、えっと、その…シャチさん！』
少しモジモジしながら、緊張しているように見えた。
原因を知ってるこちらとしては、何を言い出すのか、気が気じゃない…！
『わ、私の、
髪、染めてくれませんか…！』
は…？
俺もシャチもポカーンと、開いた口が塞がらない。
「か、髪？」
『うん！少し、暗く…』
「いいけど、なんで急に？笑」
『…大人っぽくなるかなあって…』
…。あ、なるほど。なるほどな。
Aはあの女に嫉妬してて、あの女のようになりたいってことか。
キャプテンの気を引きたいわけだな！！
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Sumile(プロフ) - つばめさん» キラーは冷静な分析タイプだと思っています(笑)ウソップは現実的で、ゾロは野生の勘です← (2022年12月5日 12時) (
レス) id: c9c35200a7 (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ロードンマイ キラー感良すぎキッド達もルフィの船に来れば (2022年11月30日 12時) (レス) @page48 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
Sumile(プロフ) - つばめさん» そうなんです！なんだかんだ人の事見てるんですよね！ (2022年11月26日 0時) (レス) id: ab9f76a07e (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ルフィの感の良さはある意味時に鋭いですよね (2022年11月24日 23時) (レス) @page47 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
つばめ - ローにとってこの２つの海賊団は厄介そのもの特にルフィ達は厄介の塊ローにはご愁傷様ですがこの２つの海賊団同時又は一つづつでも良いので彼らの絡み見たいです^ - ^ (2022年11月18日 12時) (レス) @page46 id: e61b67cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sumile | 作成日時：2022年9月26日 20時
