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祐基side
「あーあ、終わっちゃった。」
舞台袖にはけて、裏口から外に出る。
後ろを付いて来る2人の足音だけが響いていた。
「今日までダンスの練習付き合ってくれてありがとう。」
作った笑顔で振り返って2人を見る。
「祐基、頑張ったな。」
近づいてきた晃一が俺の頭を手のひらで優しく叩く。
「お前、本当に格好良いよ。」
拓弥の優しい声も体に響いて、抑えた涙がまた溢れる。
「俺、上手く出来た?」
頑張って笑顔を保とうとするが、声が震えて鼻の奥が熱くて上手くいかない。
「おう。凄い良かった。」
2人の歯を見せた笑顔に安心して、暫く涙が止まらなかった。
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さーちゃんまん(プロフ) - ビビさん» こちらこそ!最後まで書いて下さりありがとうございました! (2018年2月10日 22時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
ビビ(プロフ) - さーちゃんまんさん» お褒めの言葉ありがとうございます!何度も心が折れかけた作品なので本当に嬉しいです( ; ; )最後まで読んでくださりありがとうございました!! (2018年2月9日 16時) (レス) id: 8a3170fad6 (このIDを非表示/違反報告)
さーちゃんまん(プロフ) - おはようございます!この作品めっちゃ面白かったです!最後キュンキュンしました(^^) (2018年2月9日 7時) (レス) id: 419d84e20f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:vivif18 | 作成日時:2017年11月12日 14時