戦闘【リング編】 ページ10
「リ・ボーン！！」
「ゔおぉい、なんてこった、、」
「死ぬ気でお前を倒す！！」
「死ぬ気の炎にこのグローブのエンブレムは、、そうかお前と接触するために、、」
ツナは既に男の元に居て攻撃を止めていた。
男はツナを見るなり何か気にかかることがあったようでなにか呟いていたがツナの攻撃を皮切りにまた攻撃を始めた。
が、力の差は歴然としていてツナは押され気味のようで遂には死ぬ気モードが解けてしまい万事休すかと思われた、が。
なにかブーメランのような物が飛んできてツナに攻撃をしようとしていた男の足を止めた。
煙が篭めている隙にツナは男の子に連れられ建物の影へと隠れたが、自分はおいてけぼりを食らってしまった。
『これはちょっと、、』
「お前もあいつらの仲間かあぁ？！」
『やば、気づかれた！』
男は素早くこちらに飛んできて顔を鷲掴みにしたかと思うとそのまま壁に打ち付けられた。かなりの衝撃で一瞬意識が飛びかけたがなんとか持ちこたえた。
『ぐっ！！』
「てめーもおろしてやろうかぁ？」
『はっ、離せっ！！』
「！ あっぶね」
隙を付き急所を狙って蹴りを入れようとしたが間一髪の所で男は飛び退いた。
「ゔおぉぉい！！テメェ、可愛い顔してなんつーことしようとしやがるんだあぁ！！」
ツナ達には少しでも遠くへと逃げてもらいたい。
私も、時間稼ぎくらいできないと。
『お兄さん、ちょっと僕と遊んでよ』
「ジャッポーネのガキと遊んでる暇はねぇ！そこをどかねえとかっさばくぞぉお！」
『ちょっとだけだから、さっ！！』
「うぜぇぞぉお！」
腰を低くして構えると、男は真っ直ぐとこちらへ走ってきたが、私はその場から動くことはしなかった。
「！てめぇ死にてぇようだなぁあ！」
あと数センチで刺される所でしゃがみこみ避ける。男は踵を返しまた攻撃を繰り出してくるが、運がいいのか全てカンで避けることができた。
「ひよっこいなりしてやるじゃねぇかあ、」
『たまたまだよ』
「が、所詮そこまでだあ！」
『なっ』
一瞬油断した隙に男がこちらに火薬を放ちそのまま吹き飛ばされてしまう。
『っぐ！！』
「まだまだ修行が足んねぇぜえぇ」
不意に横を見るとツナと男の子が隠れていたようでツナの手には妙な箱が握られていた。
『！やばい！ツナ逃げろ！』
「ゔおぉい、そぉいぅことかぁ！」
男は目敏くツナたちを見つけると不敵に笑いながら歩み寄ってきた。
『ツナ！！』
****
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もんち | 作成日時：2016年9月11日 13時
