真撰組の裏切り者 【高杉晋助】

猛ダッシュ！ ページ22

A「…」

土方「…」

今日も 平和な 江戸の町

…じゃねェだろ！！

あれ？今日私休みじゃなかったっけ？

なんで江戸の見廻りしてんの？

おかしくね？

ってことでさっき聞いたら…

土方「総悟がまた居ねェんだ。頼む」

ああ、もうあれだわ。

沖田腕落とすだけっての止めよ。

もう殺しちゃおう。

土方「…すまないと思ってる。総悟の代わりさせちまって。」

A「いえいえ、いいんですよ。いつでも頼ってくださいな(ああ刺したい。今すぐ刺したい)」ﾆｺｯ

まいったなァ。副長さんがいたら、ちょっと買いづらいかなァ…

小型ナイフ10本と煙幕買うって明らかに怪しいでしょ

私も捕まりたくはないし…

……あれしかないっ！

A「…副長……すみません。実は朝からすごく具合悪くて…薬飲んできたんですけど……(嘘)」

その場に座り込む

土方「大丈夫なのか？それ…」

A「…ここから、一人で見廻りお願いできますか？」ｳﾙｯ←

あとはちょっと涙目にさせときゃ…うん。完璧w

土方「わかった。お前はもう戻って休んでろ。山崎らへんに連絡入れとくから…」

えー…

なんだよそれ、意味ないじゃん。

せっかく名演技したというのに…

その山崎ってやつ？

先に殺しとこ…

土方が去っていったのを確認し、私は宅所へ向かった。

A「…道真逆だしバレないよね」

走った。猛ダッシュで。

そうしたらあっと言う間に着いた。

私、すごい。

山崎殺害→←明日の夜

ラッキーアイテム

段ボール

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す