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〜第三者視点〜


紅がイタチに蹴り飛ばされ、背後を取られる。


イ「さすが紅さん…でも…」

カ「でもま、ここまでだよ、お前がな」

イ「!」


いつの間にか現れたカカシが、イタチの背後で言う。しかしイタチは動じず、じっとその場から動かなかった。

カカシが現れたことに気を取られた鬼鮫の頬を、アスマのチャクラ刀が切りつける。

驚く鬼鮫に、ニヤリとアスマが笑を零した。


アスマに向かって、鬼鮫が印を組む。



鬼「水遁…」

カカシ・鬼鮫
「水鮫弾の術」




ザパァァンッ




互いが互いの技を打ち消し合い、激しい水飛沫が立つ。



ア「何でお前まで出てくんだっつーの」


カ「いやー。さっきはお二人にお願いしちゃったけど…気になるじゃない、やっぱ…。それに、お前達が抱えている子、俺の教え子だから連れてかれたら困るんだよね」


カカシが鬼鮫に抱えられている唯を見る。

意識は辛うじて残っているのか、「う…」と小さく声を漏らした。


イ「……はたけ カカシ…」



イタチが神妙にその名を呟く。


カ「驚いたよ。餡蜜屋で怪しい奴らがいたんで、誰かと思ってたら…。まさか、うちはイタチと霧隠れの怪人 干柿 鬼鮫とはね…」

鬼「これは…これは、私の名まで、光栄ですよ。ククッ…再不斬の小僧はアナタとやりあったと聞きましたが…?クク…削りがいのある方だ……」



鬼鮫が喉を鳴らす。闘争心から瞳孔を開いた鬼鮫をイタチが静かに制した。



イ「お前が その人とまともにやり合えばただでは済まない…それに時間をかければ他の忍がここに駆けつけるだろう。目的を見失うな…お前は ここに手傷を負いに来たわけじゃないだろう!」

カ「その目的とやらを聞こうか…?」

イ「……探し物を見付けにきただけです…」

カ「探し物…?」

イ「……貴方方に教える義理はない」


イタチはそう言うと、この戦いを終わらせようと水遁で攻撃をしてきた。

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設定タグ:NARUTO , はたけカカシ , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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ミコト(プロフ) - すごく好きな話です!更新大変かもしれないですが、頑張ってください!! (2019年8月11日 0時) (レス) id: 47f303260b (このIDを非表示/違反報告)
カメ系腐女子 - めっちゃいいやん!続きが気になります!更新頑張ってください!!評価させてもらいます!ログインしてないのでお気に入り登録は出来ないんですが、評価とコメントはさせていただきます! (2019年6月23日 20時) (レス) id: fed8378344 (このIDを非表示/違反報告)
おふ豚(プロフ) - エシルさん» ありがとうございます!あ〜よかったです!そう言っていただけるのが本当に嬉しいです!これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年5月22日 20時) (レス) id: f11330c0ee (このIDを非表示/違反報告)
エシル(プロフ) - 小説読みました!凄く面白かったです! (2019年5月22日 19時) (レス) id: 2e63a126ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おふ豚 | 作成日時:2019年5月22日 11時

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