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〜貴方side〜
カリカリ、とある程度問題を解き終えると一息ついた。
さて他の皆は大丈夫かと前の方にいる3人をちらりと見る。
貴(サクラは筆の進みが止まる様子は無いし、サスケは写輪眼を持っているから問題は無い。とすれば、あとはナルトだが…)
頭を抱えている様子では、恐らく全くと言っていいほど解けていないのだろう。
隣に座っているヒナタが密かにナルトを心配している。
暫くすると、森乃試験官から第10問目のアナウンスが流れた。
受けるか受けないかは己次第。受けないのならもちろん失格。だが受けて落ちた場合、班の全員が永久的に下忍だと説明した。
貴(無茶苦茶すぎる！そんなの、受けないで来年持ち越したほうが安全なのは火を見るより明らかではないか！)
真意を読み取ろうと試験官を見つめるが、特別な訓練でもしているのだろうか。全くと言っていいほど読めない。
貴(…だけど、いや待て。忍は裏の裏を読まねばならぬ。カンニング発言も踏まえて考えたら、恐らくこれは私達の度胸や精神力を見ているのか…？)
1人、2人と手を挙げて棄権していく中、ナルトもそろり、と手を挙げた。
バンッ
静まり返る教室に、大きな音が響く。
ナルトは挙げた手のひらを握りしめるといきなりと机を叩いたからだ。
ナ「なめんじゃねー!!!オレは逃げねーぞ!!受けてやる!!もし一生下忍になったって…意地でも火影になってやるから別にいいってばよ!!怖くなんかねーぞ!!!」
ナルトの言葉に森乃試験官はニヤリと笑った。
森「…よし、今ここに居る者全員に第一の試験を合格とする!!!」
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おふ豚(プロフ) - シルバさん» ありがとうございます！そう仰って下さると何よりも励みになります！シルバさんの期待に応えれるよう、これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年5月22日 20時) (
レス) id: f11330c0ee (このIDを非表示/違反報告)
シルバ(プロフ) - はじめまして。シルバといいます。とても素敵な作品ですね！読んでいてとても面白く、続きが気になります。頑張ってください！ (2019年5月21日 23時) (レス) id: 54f5825f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふ豚 | 作成日時：2019年5月12日 22時
