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〜貴女side〜
カ「オレはちょっと休むから、お前らも今のうちに体を休めておけよ」
先生が声をかけると、4人とも「はーい」と返事をして部屋を立ち去ろうとする。
カ「あ、唯はちょっと残って。・・・話がある」
貴「・・・はい」
コクリと頷くと、先生の布団のそばに近寄る。
サク(ちょ、ちょっとカカシ先生なんか怪しくない!?)
ナ(めちゃくちゃ怪しーってばさ!唯の顔見た時から妙に変だって!!)
2人がヒソヒソとこちらを見つめて話すのを、無理やりカカシ先生は「ほら出た出た!」と全員を部屋の外に追いやった。
部屋に二人きりになり、しん・・・と静寂に包まれる。
貴(・・・とても気まずいのだが)
声を出していいものなのかわからないこの空気感に、うう・・・と俯く。
すると先生は動かない体に鞭を打ち、無理やり体を起こすと私に向かって一礼した。
カ「・・・お久しぶりですね」
貴「!!」
カカシ先生の言葉に目を見開いた。
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へのへのもへじ - 絵上手いですね!話も面白いです! (2022年11月23日 18時) (レス) @page7 id: 35a2f73e5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おふ豚 | 作成日時:2019年4月12日 20時