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〜貴女side〜


霧が濃く立ちこめる中、1艘の小さな木造の舟がひっそりと進んでいく。

私達は身を潜めるよう低く屈みながら、ついに波の国へと辿り着いた。


上陸した途端、ナルトは余程先程の敵襲での無能さが堪えたのか、我先にと先陣を切りずんずん進んでいく。


貴「怖いもの知らずとはこのことでしょうね・・・」

サク「ホント、その通りだと思うわ」


ナ「そこかーー!!!」


突然ナルトが草むらに向かって手裏剣を投げる。
敵襲かと全員身構えるが、いくら待てども何も起きず。


ナ「フ・・・、なんだネズミか」

サク「って何かっこつけてんの!!そんなとこ初めから何もいやしないわよ!」

カ「こ・・・こら!頼むからやたらめったら手裏剣を使うな・・・。マジで危ない!」

タ「こらチビ!!紛らわしいことすんじゃねえ!!!」

貴「ナルト、気疲れしてバテますよそんなんじゃ」

サス「ハァ・・・」


しかし皆の忠告を無視して、ナルトは再びキョロキョロと辺りを見回した。


2度目に手裏剣を投げた途端、遂にサクラさんの雷(物理)が落ちる。



ナ「ほ、ほんとに誰かがこっちをずっと狙ってたんだってばよ」

サク「はい、ウソ!」



ナルトが手裏剣を放ったところには、雪兎が震えながら泡を吹いていた。


ナルトは兎を抱きしめて「ごめんよぅ」と何度も謝り、サクラさんはそんなナルトを責めている。


2人がわーわーと騒ぐ中、じっと兎を観察する。


貴(今は春なのに、毛の色が白い・・・。室内用のペットか?・・・いや、違う!)



貴「先生!」((ヒソッ

カ「ああ・・・」((ヒソッ



カ「全員伏せろ!!」


全員
「!」


先生の言葉を聞いて、反射的にみんなしゃがんだ瞬間、巨大な刀が頭上すれすれで通っていく。


刃は回転しながら木に刺さると、その上に1人の忍びが現れた。

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設定タグ:NARUTO , はたけカカシ , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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へのへのもへじ - 絵上手いですね!話も面白いです! (2022年11月23日 18時) (レス) @page7 id: 35a2f73e5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おふ豚 | 作成日時:2019年4月12日 20時

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