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〜貴女side〜
タ「波の国は超貧しい国で、大名すら金を持ってない。もちろんワシらにもそんな金はない!高額なBランク以上の依頼をするようなな・・・」
タ「まあ、お前らがこの任務をやめればワシは確実に殺されるじゃろう・・・。が、なーに、お前らが気にすることはない。ワシが死んでも10歳になるかわいい孫が一日中泣くだけじゃ!!」
貴「!」
タ「あっ!それにわしの娘も木の葉の忍者を一生恨んで寂しく生きていくだけじゃ!いやなに、お前達のせいじゃない!」
貴「・・・」
言葉とは裏腹にあっはっはと軽快に笑うタズナさんに、サクラさんやナルトもタズナさんを気の毒そうに見つめている。
カカシ先生は、場の空気を読んだのか諦めたように溜息をついた。
カ「ま!・・・しかたないですね。国へ帰る間だけでも護衛を続けましょう!」
ナルトはその言葉を聞いて、はしゃぎながら道中を駆けて行った。
全員が歩き始めたのを見届けると、トトトッとタズナさんのそばに駆け寄る。
貴「・・・タズナさん」
タ「ん?なんじゃ」
貴「タズナさんにも譲れない事情があるのは先程で理解しました。・・・生意気なことを言うかもしれませんが、」
貴「私達忍は、実力に見合った任務を遂行します。虚偽の申告は、それこそ犬死をふやしてしまうんです。・・・もし、あの敵襲で私達の誰かが死んでしまっていたのなら。」
貴「木の葉は、貴方のことを一生許しませんよ。・・・ゆめゆめ、お忘れなきよう」
タ「!!」((ゾクッ
貴「・・・なんて。ふふっ、安心してください、今回はちゃんと命をかけて貴方をお守りします」
タ「あ、ああ・・・頼む」
タ(ただのガキだと侮っていたが・・・超恐ろしい子じゃのう・・・)
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夢主ちゃんおこの回でした・・・ヒィー(>ω<ノ)ノ
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へのへのもへじ - 絵上手いですね!話も面白いです! (2022年11月23日 18時) (レス) @page7 id: 35a2f73e5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おふ豚 | 作成日時:2019年4月12日 20時