月明かりの道標【NARUTO】 (ページ21)

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～第三者視点～

ナ「サスケェ！！」

投げ飛ばされたナルトはサスケに巨大な手裏剣をパスする。

ｻｽ「！！」

再「手裏剣なぞオレには通用せんぞ！！」

バッ

サスケが投げた手裏剣は分身の再不斬を通り過ぎ、本体の方に向かっていく。

再「なるほど・・・だが甘い！！」

バシッと手裏剣を掴んだ瞬間、影に潜んでいた手裏剣が再不斬を襲う。

再「！！・・・が、やっぱり甘い」

再不斬は水の上でジャンプし、軽々躱してしまった。

サクラの表情に絶望の色が混ざる。
しかしそれとは対照に、ニヤリとサスケの口元が釣り上がった。

ボンッ！！

ナ「ここだぁ！！！」

躱された手裏剣が再不斬の背後に入った瞬間、変化の術を解いたナルトが現れクナイを投げた。

咄嗟に躱すものの、再不斬の頬にクナイが掠り更には水牢の術から手が離れてしまう。

ピキッ

再不斬はついに怒りのパラメーターが振り切れ、掴んでいた手裏剣をナルトに向かって投げつけようとする。

ナルトは空中にいるため、身動きが取れない。

全員
「！！！」

ガッ

再「！！！」

再不斬の術から解き放たれたカカシが、手の甲で手裏剣を止めた。

カカシは何者をも射殺すような目付きで再不斬を睨みつける。

殺気をもろに浴びた再不斬はぞくりと背筋が粟立った。