月明かりの幻想【NARUTO】 (ページ34)

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～貴女side～

貴「タイムアップ・・・ですね」

カ「そうだな・・・」

そう言って、カカシ先生はゆっくりと私の前からどいた。

貴(先生はなんだんだ手加減してくれていたんだな・・・。女子供に掴まれた腕1つ振り払えないなんてことありえない)

貴「手合わせ、ありがとうございました」

ぺこりと頭を下げると、ポンポンと優しく撫でられる。

カ「結構いいところまでいったんだけどね・・・。惜しかったね」

貴「・・・そうでしょうか」

カ「うん。唯は忍術が使えてるし、何より頭のキレがいいからね」

貴「！ありがとうございます」((ニコリ

2人で雑談を混じえながら、最初の場所に行く。

既に他の全員が集まっていたが、なぜかナルトは真ん中の柱に縛りつけられていた。

貴「な、ナルト？？」

ぎゅるるるるるる

カ「おーおー、腹の虫が鳴っとるね君達。・・・ところでこの演習についてだが、ま！お前らは忍者学校に戻る必要もないな」

ナルト・サクラ・サスケ
「「「！」」」

貴「・・・」

ｻｸ(え？私、気絶してただけなんだけど・・・いいのかなアレで)

ｻｽ「フン」

ナ「じゃあさ！じゃあさ！ってことは4人とも・・・」

カ「・・・そう、4人とも・・・

忍者をやめろ！」

ナルト・サクラ・サスケ
「「「！！！？」」」