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〜貴女side〜
そんな空気を切り替えるように、カカシ先生は「よし!」と声を上げた。
カ「自己紹介はそこまでだ。明日から任務やるぞ」
ナ「はっ!どんな任務でありますか!?」
カ「まずはこの5人だけであることをやる」
ナ「なに?なに?」
前のめりになり問い詰めるナルト。
カカシ先生は神妙な面持ちで答える。
カ「サバイバル演習だ」
ナ「サバイバル演習?」
サク「演習なら忍者学校でさんざんやったわよ!」
カ「相手はオレだが、ただの演習じゃない」
貴「?」
ナ「じゃあさ!じゃあさ!どんな演習なの?」
カ「・・・・・・くくく・・・」
サ「・・・」
サ「ちょっと!何がおかしいのよ先生!?」
カ「いや・・・ま!ただな、オレがこれ言ったらお前ら絶対引くから」
ナ「引くぅ?は?」
カ「卒業生28名中下忍と認められる者はわずか9名。残りの19名は再び学校へ戻される。この演習は脱落率66%以上の超難関試験だ!」
ナルト・サクラ・サスケ・唯
「「「「!!!!」」」」
カ「ハハハ。ホラ、引いた」
ナ「んなバカな!!あれだけ苦労して・・・じゃ、なんのための卒業試験なんだってばよ!」
カ「あ!あれか。あれは下忍になる可能性のある者を選抜するだけ」
ナ「ぬ〜なぁにぃ〜」
プルプルと震えるナルト。
カ「とにかく、明日は演習場でお前らの合否を判断する。忍び道具一式持ってこい。それと、朝めしはぬいて来い………吐くぞ!」
カ「くわしいことはプリントに書いといたから明日遅れて来ないよーに!」
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作者名:おふ豚 | 作成日時:2019年4月8日 12時