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04:えっ!キュアファミリー爆誕?!(2) ページ7

「本当に助けに来るとは思わなかったぜ」

 セニョールは口にくわえたタバコを落とす勢いで呆れ返っていた。それもそうだ、電伝虫で「ちょっと助けて欲しい」と言ったっきり向こうが何やらガヤガヤして、そして電伝虫の通信が切れたのだ。助けに来れないんだろうな……と思う方が割と普通である。

 だが彼らは来た!!! しかしセニョールにはイマイチ理解できない。相手は聞くにプリプリの実の魔法少女人間とか言うやつだ。女だと思われるAはまだしも、ドフラミンゴやディアマンテ、トレーボルやグラディウスが来たところで何がどう変わるのか理解できないのだ。ごり押す気か??

 拓けた所故にセニョールはスイスイの実の力で逃げ回ることに苦労はしなかったが、そもそも逃げ回るということ自体セニョールからすればナンセンスだ。……まあ相手はもっとナンセンスな実の能力者なのだが!!

「聞いたぞ」Aがプリプリの実の能力者の前に躍り出る。奴は男だ。く、オタクの鏡のような見た目をしていて、これで可愛い魔法少女属性の攻撃しか受け付けないなんて─────

「羨ましい能力だな」
「いやAしっかりしろ!!」
 さも当然のように言う言葉じゃねェから!というディアマンテのツッコミも無視してAは我が道を行く(別にいつもの事)

「で、どうやってあの能力者に攻撃を与えるつもりだ?」
 セニョールは銃を懐から取り出し、徐に能力者に向けて発砲した。玉は当たった。だが、何も無かったかのように地面に落ちて、ころん……と転がった。
 覇気を纏えば行けるんじゃねェか? とトレーボルが聞いたが、本体に攻撃が当たってる様な感じ時ではなく有効打にはならなかったというトンデモ能力であるそうだ。

「……やりたくなかったが、やるしかないようだな。皆!気合いを入れろ!!」
「超やりたそうじゃん!!??」
「命を張れ!!」
「いーやーだァァァ!! こんな事で命もといプライドなんて張りたくねェ!!」
「ワガママを言うなMr.ディアマンテ!」
「誰が一番ワガママ言っとるとおもっとるん??」

 多少(?)の口論はあったものの、皆それぞれ腹を決めて顔をパシンと叩く。来たからにはやるしかない。ああ、あれをやるのか……。

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ぎゃ - キュアハナタレの破壊力よ…ミンゴの前口上辺りから大爆笑してましためっちゃ面白いです頑張ってください! (2022年11月5日 12時) (レス) @page9 id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ(プロフ) - 「 」さん» 返事が遅れるという失態すみません!!!ありがとうございます…ありがとうございます……(;A;)ギャグのセンスがイマイチでキャラ崩壊に走ってしまいがちなので、気を付けつつ頑張ります( *´ω`* )/ (2020年7月1日 9時) (レス) id: 1463c1385c (このIDを非表示/違反報告)
「 」(プロフ) - 笑いました。笑いすぎてコメントを書き忘れるという失態を冒してました。書いたつもりでした。大好きですッ!!! (2020年6月24日 20時) (レス) id: 57ba460a5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びぃ | 作成日時:2020年6月20日 20時

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