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兄を求めて 2 ページ4
オスマンside
俺は気晴らしで森を歩いていると、見覚えのある少女を見つけた。
女の子は出血が酷く、ひゅうひゅうと喘鳴を漏らしている。
しかも、頭部からの出血が酷く、脳震盪が見て取れる。
彼女をペ神に診てもらう為、少女をお姫様抱っこをする。
正装だけど、汚れるなんて気にしない。
なのに何故か、体が風を切っていた。
命の危険を感じたからかな。
なんて思っていたら、彼女は微かな声で喋った。
「兄様を探さなければ」、と。
…そして思い出した。
彼女は俺の妹であるシャスで、俺のことを探していたということを。
嗚呼シャス、もうそこまでいたんか。
でも、俺が兄だということを知った時、お前は死ぬ。
それでええんなら、俺はいくらでも教えてやるわ
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作者名:扇@リョク | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/novel/usiro_member/
作成日時:2018年6月17日 14時