兄を求めて 30 ページ32
??side
オスマントルコ・ヴィトン・フォンダシオンは、シャス・ヴィトン・フォンダシオンを見捨てた。
その事柄に、偽りはない。
...親の手によって捨てられたシャス・ヴィトン・フォンダシオンと、名誉の為に実の妹を見捨てたオスマントルコ・ヴィトン・フォンダシオン。
まだ幼かったシャス・ヴィトン・フォンダシオンは、両親の死後を通告された後に、兄であるオスマントルコ・ヴィトン・フォンダシオンを探す為に旅を始める。
その旅で感情を見つけ、そして仲間を見つけ、国を建国。
これらは全て、真実である。
幼き頃から両親、そして兄を無くし、その体で戦地を彷徨い歩き...
オスマントルコ・ヴィトン・フォンダシオンは、きっと残忍な人なのだろう。
人を蔑み、見下し、切り捨てる。
...かのような人には、有罪を下さなければならない。
有罪を下せば、周りに取り囲む人は救われるはずだ。
かのような人には、死を与えなければならない。
死を下せば、周りに取り囲む人は安心して生活出来るはずだ。
.....かのような人は、消えて無くなってしまえ。
12人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:扇@リョク | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/novel/usiro_member/
作成日時:2018年6月17日 14時