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「A、次はどこ行きたい?週末のデートどこ行きたいか考えといてって言ったでしょ」
「うーん…それなんだけど…」


私は人差し指を
顎に乗せて言った。


「図書館は?」
「……図書館」
「うん!勉強できるよ。ほら、来週もテストあるし」
「…」


ジョングクくんの表情が
みるみる曇っていく。


「…ぷっ」
「え…」
「嘘うそ、冗談だよ!そんな顔しないで」


私が笑って言うと、
ジョングクくんが
怒ったように立ち上がった。


「…A〜〜?!」
「きゃーっ」
「このぉ〜!」


ジョングクくんに髪を掻き混ぜられ
私は彼の手を慌てて抑える。


…こんな風に
ジョングクくんは教室でも
スキンシップをよく取ってくるようになった。


本人曰く、
周りの牽制のためらしいけど…。


今も
「そこイチャつくなー」と
クラスメイトからの野次が聞こえる。


一通り私の髪をぐちゃぐちゃにした
ジョングクくんが、
突然思い付いたように
ハタと立ち止まった。


「あっ、いいこと思い付いた!」
「えっ?」
「勉強、どうしてもしたいんなら、別の場所ならいいよ」
「別の場所…?」


髪の毛を抑えて
私がジョングクくんを見上げると、
いたずらっぽい笑顔を浮かべて
こう言った。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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あすか(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2020年11月4日 10時) (レス) id: 15a30d915f (このIDを非表示/違反報告)
天才みんしゅが - キャーー!!!!!!!!!!いいところで終わったーー!!え、は、ん?絶対ふわふわ女の子、物語の鍵を握る人ですよね?わぁー楽しみです!続き、続き待ってます! (2020年7月26日 9時) (レス) id: 76fab61346 (このIDを非表示/違反報告)
1ちゃん - 結構経っていますが、更新楽しみにしてます! (2020年7月2日 20時) (レス) id: 43879a9f7a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - Bigloveさん» わざわざコメント下さったのに、更新遅くなり申し訳ないです(;_;)私のことはお好きにお呼び下さい〜!また可愛いじょんぐぅ書けるように頑張ります! (2020年3月28日 22時) (レス) id: 70812af267 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - kannaさん» 更新遅くなり申し訳ないです( ; ; )ステキなコメントありがとうございます!更新再開していきますので、宜しければまたお付き合いください♪ (2020年3月28日 22時) (レス) id: 70812af267 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Cha27073585  
作成日時:2019年4月29日 15時

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