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「…プレゼント、失敗したって本当？Aさん、教室で分かれる前までは、俺に渡したい物があるって言ってたよね。楽しみにしててって」
「…」
「一度教室を出て、戻って来るまでに何かあった？もしかして、誰かに何かされたの？」
ジョングクくんが心配するような声で言う。
まただ。
また、胸が痛い。
”好きな子がいるから”
その言葉を、また思い出してしまう。
「…何でも、ないよ。プレゼントも、失敗したのは本当。渡せなくてごめん」
「…」
私が言うと、ジョングクくんは暫く黙ったあと、言った。
「じゃあ、どうして俺と目を合わせないの？」
その言葉に、私は目を開けた。
「え…」
「Aさん、今日ずっと俺の顔を見ようとしない。今も、ずっと下向いてるし。プレゼントが本当に失敗しちゃったなら、俺は別にそれでも構わないよ。Aさんから貰えるってなったときは嬉しかったけど、貰えないなら諦める。それよりも、俺はAさんと話せなくなる方が嫌だ」
「…」
「…どうして俺の顔見てくれないの？」
ジョングクくんが、一歩、私に近付いて言った。
私はぎゅっと、目を瞑る。
「…何でもないよ。ジョングクくんの勘違いだよ」
「じゃあ、顔上げて」
「…」
「…俺のこと見てよ、Aちゃん」
ーーずるいよ。
ここで、名前呼びなんて。
私は目を瞑ったまま、両手を握り締めた。
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ちゃ(プロフ) - ミリオンさん» ミリオンさん、ありがとうございます！素敵なお言葉…もうすぐ第1章は完結になりますが、お付き合い頂けると嬉しいです♪ (2019年4月14日 14時) (
レス) id: b3fb8d6eda (このIDを非表示/違反報告)
ミリオン - 最高です！大切なのでもう一度。最高です！更新、楽しみに待ってます！ (2019年4月14日 7時) (レス) id: b843ab2380 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - いちごりらさん» こちらこそ作品を読んで頂いてハッピーです(^^)友達います！（笑）気になりますよね、書かずにすみません(>_<)向こうの女の子の名前が中々難しくて…（笑）更新頑張ります♪ (2019年4月8日 18時) (レス) id: b3fb8d6eda (このIDを非表示/違反報告)
いちごりら(プロフ) - ちゃさん» ちゃ さんが共有してくれるからゴリラめっちゃはっぴーです( ；∀；) 友達いますか！！！あ、よかった笑（何が）ありがとうございます！！！これからも更新楽しみにしてます！ (2019年4月7日 23時) (レス) id: 47a353c942 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - いちごりらさん» いちごりらさん、コメントありがとうございます！ジョングク氏の可愛さを共有したくて書いてるので、そう言って頂けて嬉しいです！主人公は、お話には出て来ませんが普通にお友達はいます。書かなかった理由は名前が思い付かなかったです…（笑） (2019年4月7日 23時) (レス) id: b3fb8d6eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Cha27073585
作成日時：2019年4月3日 21時
