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「そうですよね?!はっきり言ってソクジン先輩、見てて焦れったかったですよ!早く気持ち伝えちゃえばいいのに、相手は女子大生だから〜とか言って変なとこで迷ってたし」
「確かにな。話を余計にややこしくしていた節は本人にもある」
「うっ」
「そうね〜。でも、ここまで来たんだから、覚悟は出来てるんでしょ?」
ユリの言葉に、
俺は頷いた。
「…あぁ」
「晴れて二人は結ばれたわけですけど、結局家はどうなるんですか?そのまま先輩のとこに住むとか?」
「…暫くはな。でも、このままなぁなぁな形になるのは良くないから、挨拶はしに行くよ。親御さんに」
「「おぉ〜」」
俺の言葉に、
なぜか感心したように拍手が起きる。
「成長したわねっ、ソクジン!」
「あぁ。以前とは別人だ」
「な…預かってる娘さんの親に挨拶に行くのは、常識的に考えて普通だろ」
俺が言うと、
ナムジュンが首を振った。
「そう言うことじゃない。お前が常識的な人間だってことは知ってるよ。そうじゃなくて、そんなに積極的に動くお前は初めて見るからな」
「そうですね〜ソクジン先輩って、見るからに奥手そうですし。少しは成長したんじゃないですか?」
「ジミナ、お前な…」
俺がジミナを睨みつけると、
隣のユリが言った。
「でも、本当よソクジン。私と付き合ってるとき、そんな積極的に付き合いに乗り出さなかったもの。それだけ本気ってことね」
「…ユリ」
「頑張ってね、応援してる」
そう言って、ユリが笑った。
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あすか(プロフ) - 今日から見始めたのですが、キュンキュンと切ない涙が止まりません!ぜひ続きが見たいです!更新楽しみにしています!! (2020年11月3日 1時) (レス) id: 15a30d915f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - 舞子さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新が遅れてしまい申し訳ないです。更新できるよう頑張ります(;_;)またお付き合い頂けると嬉しいです♪ (2020年6月24日 1時) (レス) id: 0d3a17a5fd (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ(プロフ) - マコさん» わあぁありがとうございます(>_<)そして更新遅くなってしまいごめんなさい。。これからも頑張りますので、お付き合い頂ければ幸いです…。 (2020年6月24日 1時) (レス) id: 0d3a17a5fd (このIDを非表示/違反報告)
舞子(プロフ) - こんばんは。このお話大好きで繰り返し読んでいます。ゆっくりでもまた更新して頂けたら嬉しいです。 (2020年5月16日 19時) (レス) id: acc8d9f98e (このIDを非表示/違反報告)
マコ - お疲れ様です!このお話大好きです!ソクジンオッパ最強です。ゆっくりでいいので更新待ってます! (2020年4月3日 21時) (レス) id: 27e008b1e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃ | 作成日時:2019年12月12日 1時