【エイトフットのジョー】シリキ･ウトゥンドゥの手下

LV.19 ページ21

『.•*¨*•.¸¸♬』


シャワーを浴びながら鼻歌を歌う


きっと気分がいいのはみんながいるから


リクルーティングのお誘いが無かったら笑うことも歌うこともなかったのかも知れない


バスルームを出て服を着てロビーに向かう


歌ったからか喉が乾いた


ロビーに着くとグラスに水を注いだ


ゴクゴクと飲み干し、口を袖で拭う


別に誰も見ていないからハンカチやタオルで拭かなくてもいいと思った


でも、それが間違いだった


後ろから声が聞こえた


ダル｢Aって意外と野性的なんだ！｣


ビクッと肩を揺らしてゆっくりと振り向くとそこにはダルメシアがいた


『み、見てた？そっか見てたか』


今までのいい気分は一気にどん底へ


ダルメシアは良いところのお坊ちゃん犬みたいなものできっとさっきの事は下品に見えただろう


私が落ち込んだことに気づいたのかダルメシアは手と首を忙しく振った


ダル｢ちがうちがう！いい意味でだぞ！｣


『本当？』


ダル｢みんなには黙っておくからな！｣


ダルメシアが右手の小指を立てる


その行動の意味が分からなくて首を傾げる


ダル｢指切りげんまん知らないのか？｣


『うん、なにそれ？』


するとダルメシアは私の右手を手に取り同じように小指を立てた


ダル｢こうやって小指と小指を結んで約束するんだ！｣


『契約みたいな？』


ダル｢うーん、契約とまではいかないけど口約束だ！｣


ダルメシアが楽しそうに笑う


『そっか.....約束ね！』


ダル｢うん！約束！｣


2人は顔を見合わせて笑った


☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..

ただ、可愛いダルメシアが書きたかっただけ.....

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