スケッチ1 キヨside ページ3
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ア「んじゃ、まぁ後は去年通りに授業受けて過ごしてねー」
そう言うとアブ先生は教室から出て行った。
…なんだあの先生。
俺が入ったA組には仲のいい友人は居なかった。
まぁどうでもいいんだけど、ただやりずらいだけだ。
そんな事を思いながら外で体育の準備をしている生徒を眺めてると、ふいに隣から消しゴムが転がってきた。
隣をみると黒髪の男。スケッチブックに絵を描いていた。
絵を描くのに夢中なのか落としたことに気付いてない。
俺は転がった消しゴムを拾ってソイツに渡した。
するとソイツは消しゴムだけを見て無言で受けとり、軽く礼をした。
…何だよそれ。
俺は気にくわなかった。
「おい」
ソイツは俺を静かにみた
「何だよそれ、人が拾ってやったのに。ていうかお前何で喋らないんだよ」
関係のない緑髪の男がちらちらと気にしているのも気にさずに俺は続けた。
「喋れるだろ？ありがとうぐらいは言えるだろ!!」
…ソイツはまだ無言だった。
するとさっき描いていたスケッチブックとは違うメモ帳を取り出してその紙に鉛筆で文字を書きだした。
『僕はしゃべれない』
と。
意味が分からなくてまた問いかけようとしたとき、
レ「キヨくーん!!…って」
「…何だよレトさん」
するとレトさんは教室に入ってきてソイツの顔をみて「ごめんな」といった。
意味が分からないままレトさんに廊下に連れ出されて、怒られた。
レ「Aに何言うたの？」
「…あいつAっていうの？」
レ「そうや。で、何言うたの？」
「……何で喋れないんだよって」
レ「あんな、キヨくん。世の中考えてから言葉を言わなきゃいけないんよ。まずAに謝らなきゃな」
そう言うとレトさんはA…さんを呼んだ。
レトさんは小さく俺の服を引っ張って言え、とジェスチャーをした。
「…あの、さっきは何もわからず言ってごめん。」
するとAさんはメモ帳にまた書いて俺に見せた。
『別にいいよ。』
ただそれだけ、もっとやばいこと書かれるかと思った。
レ「まぁこれでええかな…？よし!!じゃあ次はサボろ!!」
そういってレトさんは俺等の手をひいて上へとのぼりはじめた。
…新学期早々サボるのかよ!!
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こえ(プロフ) - チョコ猫。さん» そうでしたか....！こちらこそすみません(´ヮ｀;) (2016年4月25日 23時) (
レス) id: f1d785d7ac (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - アホの子さん» 握手ですか！いいですね〜(´ｰ｀)！シオカライブとても楽しかったですよ！コメントありがとうございます。 (2016年4月25日 23時) (レス) id: f1d785d7ac (このIDを非表示/違反報告)
チョコ猫。 - こえさん» すいません！この間の絵が許可をとるのを忘れていたのですが…！ (2016年2月28日 17時) (レス) id: beb6e56270 (このIDを非表示/違反報告)
アホの子 - 闘会議でコジマさんと握手した私も死しかありません。というか羨ましい限りですシオカライブ見れなかったんですｳﾜｱｱｱｱｱｱ (2016年2月20日 22時) (レス) id: c6da9b4278 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ猫。 - こえさん» ありがとうございます！！全然いいですよ！ (2016年2月16日 0時) (レス) id: beb6e56270 (このIDを非表示/違反報告)
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