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｢ねえ、風磨｣
鍋も終わって、ビールを飲みながら雑談してまったりしている私たち
ん、どしたあ？なんて言ってる風磨は、きっともう眠いんだろう
ここ最近のSexyZoneは、見たくなくても目に入ってくるくらいテレビに引っ張りだこで街中にもポスターがたくさん貼ってあって
きっと私の想像してる何倍も忙しいはずだ
眠くなって当然だと思う
｢この前の告白の返事なんだけどさ｣
｢は、お前いきなり過ぎだろ
ちょっと待て｣
とろんとしていた目を擦って、姿勢を正す風磨
そんな風磨につられて、私も姿勢を正す
｢いいよ、｣
それだけ言うと、風磨はビールをゴクリと一口飲んで
｢それって、付き合うってこと？OKってこと？｣
なんて改めて聞き返してくるから、
｢そういうこと｣
可愛くない返事をしてしまう
｢やっぱり中島がいい、なんて言っても俺離さないよ？それでもいいの？｣
｢なんで健人が出てくるの？もう終わったことなんだから、そんなこと言わないよ｣
目を見てそう伝えれば
途端によっしゃー！と大袈裟なくらい喜び出すから思わず笑ってしまう
｢喜びすぎでしょ｣
｢どうせ返事なんて一生貰えないと思ってたから｣
｢そんなに酷い奴じゃないんだけど｣
｢俺の勝ちだな｣
｢はいはい、私は負けましたよ
惚れちゃいました、あんたに｣
改めて口に出すと、やっぱり恥ずかしさが出てきてしまって
それを誤魔化すようにビールを一気に喉へと流し込む
｢ほんと可愛い奴だな、お前｣
｢お前って呼ばないでくれる？｣
｢はいはい、Aさん｣
俺の地道な努力が報われた！今夜は宴だ！なんて馬鹿みたいにはしゃいでいる風磨が可愛くて
風磨の頭を撫でた
酔いが回っているのか、髪をくしゃくしゃとすれば犬みたいに心地良さそうにそれを受け入れていて
｢あんたこそ可愛いじゃん｣
｢あんたって呼ばないで貰えますかー？｣
私の口真似をしてくる風磨に
｢はいはい、風磨さん｣
なんてふざけて返せば、お互いに笑いあって平和な時間が流れる
ああ、好きだな
なんて思えている自分にも嬉しくなって
今、幸せだな
心の底から思えた
あの時以来、健人と付き合っていた頃以来だから
こんな気持ちになれたのは久々で、本当に今夜は宴なのかもしれない
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あちゃん(プロフ) - natsuさん» そんなこと言っていただけて嬉しい限りです！ありがとうございます！ (2021年1月8日 7時) (
レス) id: d0017b4288 (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - ふまけん推しにはたまらないです！！！ (2021年1月8日 2時) (レス) id: 4884eda99b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちゃん | 作成日時：2021年1月6日 4時
