うちのアイドル達に手出してもらっちゃ困る (ページ14)

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レッスンページ14

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任せてくださいと言ったはいいものの

何も出来ないで1週間が経ってしまった

そして、今日は週に1度の定期レッスン

他のグループは週に1度、定期公演があるから

練習は2日に1回ほど行っている

けれど、全くと言っていいほど仕事のないSexyZoneは

他のグループの邪魔をしてはいけないと

週に1度だけ、3時間ほど事務所の練習部屋を貸してもらえる

もちろん、事務所専属のトレーナーはつかない

こんな扱いで、悔しくないのかな？

彼らに連絡をした時間まで、あと10分

そろそろ来てもいい時間だけど、

と、部屋の扉を開けて中へと入ってきたのは

｢松島さん！｣

｢おはよー、マネージャーさん

あれ、僕が一番乗り？｣

キョロキョロと部屋を見渡す松島さん

｢この時間に勝利が来てないなら、

もう今日は誰も来ないかもねー｣

なんて呑気に笑っている

｢やっぱり、レッスンにも来ないんですね｣

ははは、と消えそうな笑いが出る

｢じゃあー、マネージャーさん

僕となんかしよっか！｣

そんな提案で、トランプを持ってきていた松島さんと

2人でババ抜きをすることに

けれど、ババ抜きなんて2人でやるものじゃないから

盛り上がることも無くゲームは終わってしまう

｢あはは、ババ抜きはミスだったねー｣

楽しそうに笑う松島さん

ああ、この人はなんて呑気なんだろう

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