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「……んん…」
朝、目が覚めるとそこは私の部屋ではなかった。
寝ぼけた頭で考える。
…そうだ。昨日は川西さんの家に来て、そのまま…
本当にやったのかと思って隣を見たが、誰もいなかった。
でも私は何にも服を着ていない。それにここは紛れもなく川西さん家のベッドの上。
多分やったんだろう。
とりあえず服を着てリビングに行く。
机の上に一枚のメモ用紙が置いてあるのに気づいた。
『仕事で4時に家を出ました。鍵置いといたので
出るときに掛けといてください。 川西』
こんな朝早くから仕事なんだ…
ほんと忙しいんだな。
結構いい時間だったのでさっさと身支度を済ませ、置かれていた鍵でドアを閉めて、ポストの中に入れといた。
私の住んでるマンションまでの道を歩いてると、だんだん実感が湧いてきた。
私は昨日、川西さんに好きと言われてキスされて、さらには…
思い出しただけでなんだかポーっとする。
『ドンッ!』
「あっ、ごめんなさい!」
誰かにぶつかって慌てて謝る。
うわあ…こんな感じで今日一日仕事とか大丈夫かなあ…
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雅(プロフ) - 修学旅行ハプニングあったみたいですか、楽しめて良かったですね!!私も田舎に住んでるから、東京行ったら確実に迷子になっちゃう(笑)テストもお疲れ様でした! (2019年6月20日 22時) (レス) id: ff8c7fad23 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 雅さん» 受験生といってもまだ6月なんで、全然更新していけると思います!また、お話楽しく描いていきますね^_^ (2019年6月20日 22時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - いつも読ませていただいてます!受験生大変ですよね。無理せず、暇なときに更新してくださいね。 (2019年6月3日 21時) (レス) id: ff8c7fad23 (このIDを非表示/違反報告)
さら(プロフ) - 大丈夫ですかー(笑)でも楽しみながら読んでもらえてるようで、嬉しい限りです^_^ (2019年5月19日 13時) (レス) id: abcbda1e9b (このIDを非表示/違反報告)
あやかちん(プロフ) - やぁぁっちゃった///ふぅぁぁぁ!!((テンションおかしい (2019年5月19日 11時) (レス) id: 34fff6315e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さら | 作成日時:2019年4月16日 21時