【星花学園七不思議】We match power and fight now! (ページ3)

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1章　始まり 2話ページ3

ﾗﾝ「草原まで来たけど…、どうすればいいんだろ」

ｼｭﾝ「確かにな…、敵とバトルしなきゃレベルもあがんねぇし」

ﾙﾘ「バトルだったら、このルリにお任せを!!」

ﾂﾊﾞｻ「…さっき逃げられてたくせに」

ﾙﾘ「あぅ…」

ｱｲ「ねえねえ、コウ君に聞いてみれば？」

ｼｭﾝ「その手があったか」

ポチリ

アイがタブレットを起動すると
少し時間が空いてからやっと画面が写った

ｱｲ「ずいぶん時間かかったね」

ｺｳ«着替え中だったんです。
で、何か御用ですか？»

ﾗﾝ「えっと、敵とバトルして、レベルを上げたいんです」

ｺｳ《ほぉ、でも、皆さん…ご自身のレベルを知っていますか？»

ﾂﾊﾞｻ「知らないな」

ﾙﾘ「うん」

ｺｳ«では、これをつけていてください。»

タブレットから光が溢れ出す
光が収まると全員の腕に腕時計みたいなものがついている

ﾙﾘ「何、これ？」

ｺｳ«クロック・ゼロです。
それで、レベルを見ることができます。
…僕も無闇に起こされなくてすみますし»

ｱｲ「ありがとう、コウ君」

ｼｭﾝ「寝ているところ悪かったな。」

ｺｳ«では…、あぁ、それと敵についてもそれで見ることができますから。»

コウは、それだけ言って電源を落とした

ｱｲ「押してみよっか」

ﾙﾘ「うん」

クロック・ゼロの画面を押すと
4つの項目が出てきた

ﾂﾊﾞｻ「…『レベル』、『敵の居場所』『持ち物』『状態』だって」

ｼｭﾝ「ま、とりあえずレベルだけ見とくか」

ピロリン
ラン Lv1 スキルLv1 勇者
アイ Lv3 スキルLv3 魔法使い(回復他)
シュン Lv3 スキルLv2 剣士
ルリ Lv2 スキルLv1 魔法使い(召喚)
ツバサLv2 スキルLv2 アーチャー

ﾙﾘ「スキルが1ってどういうことー!!」

ﾂﾊﾞｻ「いや、当たり前だろ。
逃げられてたし…。

俺は至って普通。」

ｼｭﾝ「…おい、アイ。
回復他って、お前皆に言ってねぇのかよ」

ｱｲ「なぁに、シュン？」

ｼｭﾝ「な、なんでもねぇ。

でも、必要な時は皆に言えよな。(ｺｿｯ」

ｱｲ「わかってるって!!」

ﾗﾝ「敵の反応が微塵も感じられないですね。」

一同「うーん…。」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

ﾂﾊﾞｻ「何の音だ?」

ﾙﾘ「近くに敵が居るみたいだよ!!ドラゴンかな?」

ﾗﾝ「流石にそれは…。でも、何処に?」

すると、タブレットが点いた

ｺｳ《…皆さん、早く向かってください。》

ｱｲ「それじゃあ、行くよ?」