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＊
あの日、そう、君と別れたあの頃だ。
僕はとある悩みを抱えていた。
「 ……Aは、本当に僕のことが好きなのかな」
「 は？」
「 ちょっとおにいさーん？惚気は場所考えてやんないと暴力ですよーん？」
「 お前ら…顔怖過ぎ」
口調は軽くてもとんでもなく鋭い目をして今にも俺を刺しそうな雰囲気のジェミンと、にこやかに笑いながら拳を握るロンジュン、そして俺の肩を両手で揺さぶるヘチャン。
全員、漏れなく恋人はいない。
「 当たり前だろ、彼女いんのお前だけなんだわ」
「 悪かったね一足先に運命の人見つけちゃって」
「 さっむ」
「 嘘でもおめでとうって言うところだろナジェミンさん？」
別に探さなくても向こうから来てくれそうな奴らなのに、ずっと恋人を作らないのは僕にとってのAみたいな存在に出会えていないからなんだろう。
可哀想だ…僕はもうAのいない世界は考えられないから、そう思うと辛いだろうなこいつら…
「 え、じゃあさ、Aちゃんのお友達のロングの子いるじゃん。紹介してよ♡」
「 まじで無理」
「 なんでだよ」
「 …てかその子ってアレじゃない？ロンジュンのファンクラブ会長じゃないの」
「 いや違うよあの子、ロンジュンとAちゃんのケミが好きなんだわ」
まじで何で知ってんだよっていう情報持ってるのはもはやヘチャンだからって言うだけで納得できるけど。
ところで…
「 ケミってなに？」
「 はあ？お前……よくそれで生きていられるな」
「 え、なにそんなに？」
「 まあ…知らん方がいいこともある」
いやそんなこと言われたら気になるだろ余計に、と思って調べた。
「 は？…俺とAが公式なんですが？」
薄々感じていたけれど、Aのご友人たちからはあまり良い印象を持たれていないようだ。
どうしたものか。
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waka(プロフ) - 一気に読んでしまった！続きが気になる😆💕💕💕 (2022年11月18日 16時) (
レス) @page39 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
名無し87778号(プロフ) - キュンキュンしまくってます(*ﾟ∀ﾟ*) (2022年11月8日 22時) (レス) @page28 id: fec6041023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屋敷 | 作成日時：2022年11月3日 4時
