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＊
「 おこ……おこなんですか？」
「 え？」
「 いや、あの…掲示板のやつです」
「 ああ〜！あれね。僕あれ軽く30回は読んだと思う」
「 エッ…な、何故…？」
「 参考書、的な？」
流石に製本するのは、気持ち悪いかなって踏みとどまっただけえらいんじゃないか。
君は引き気味で僕から目線を逸らして、ちょっとよく分からないです…と呟いた。
うん、そういう顔も可愛いね。
僕があの日、君を黙って見送ったこと
1ミリも後悔していないと言えばそれは嘘になるけど
それでも何の理由もなくそうしたわけじゃない。
今更あの頃の君を不安にさせていたことの言い訳をしに来たわけじゃないんだ。
どうしても、明白にしておきたいことがあった。
「 僕がどうしてここに来たか、気になる？」
「 …まあ…」
ここでそのワケを言わなければ君が僕のことを考えてくれる時間が増える。
だけどそれじゃあ、一年前と何も変わらない。
もう二度と顔を見たくないって言われたら、それに従うつもりだった。
だから今こうして僕の言葉に照れている君を見て安心する。
「 A、もう一度僕と恋愛しよう」
耳を真っ赤にした君が口をパクパクさせながら僕を見つめていた。
僕にまだほんの少しでも照れてくれるのなら、可能性、無いわけじゃなさそうだから。
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waka(プロフ) - 一気に読んでしまった！続きが気になる😆💕💕💕 (2022年11月18日 16時) (
レス) @page39 id: 192bfaab8b (このIDを非表示/違反報告)
名無し87778号(プロフ) - キュンキュンしまくってます(*ﾟ∀ﾟ*) (2022年11月8日 22時) (レス) @page28 id: fec6041023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：屋敷 | 作成日時：2022年11月3日 4時
