love nest (ページ6)

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甘い甘い　iwfk ページ6

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fk side

iw「ふっかー」

ボスンと沈んだベッドの左側。

全く覚醒しない頭でも、それが照だとわかった。

すりすりと撫でられた頬が心地よくて、寝返りを打ちながらその手を握る。

あーもう少し寝れる。

そう思ってまた眠りにつこうとすると、さっと抜かれた手。

iw「ふっかー、いつまで寝てんの？」

もう昼過ぎだよ？なんて言いながらも、今度は頭を撫でるから、こいつ起こす気あんのかなと思ってしまう。

fk「…もぉすこし」

iw「もー、昨日も遅くまでゲームしてるからじゃん」

あー拗ねてんなー、これは。

顔なんか見なくても、その声色だけで照の表情は容易に想像できた。

仕方無しに目を開ければ、思った通りの顔で。

まぁ久しぶりに被ったオフで、放ったらかしにされたら確かにそうなるか、と起きる決心をした。

fk「ん、わりぃ、おきる」

無理やり起き上がれば、満足そうに笑った顔。

ジムから帰ってきたんだろうその格好も相まって、寝起きの自分とあまりにも対照的だった。

iw「飯食えそう？」

fk「あー、そんなにはいらないけど。なんか宅配でも頼む？」

腰掛けていたベッドから立ち上がった照を見上げれば、なんだかニコニコしていて。

iw「俺買ってきたものあるから、それでも良ければ一緒に食べよ」

顔洗ってから来な、と言って寝室を出ていった。