検索窓
今日:16 hit、昨日:11 hit、合計:12,228 hit

after ページ12

.


ab side


佐久間にバックハグされた状態で湯船に浸かる。




sk「ふふっ、阿部ちゃん、めっちゃいい匂いするね」


首元に顔を埋められるから、擽ったくて少しばかりの抵抗にと顔を振る。




ab「…佐久間だって同じ匂いじゃん」


そう小さく返せば、いやまぁそうなんだけどねーと言いながら佐久間の顔が離れていく。




sk「でも阿部ちゃんのほうが甘いんだよねー」


ab「なにそれ?」


振り返えろうとすれば、トンと両肩に載せられた手。




sk「さぁて、ちゃっちゃと出て本番行きますか!」


ab「へ?」


sk「へ?じゃないよー、ほらほらー」


ザブンとお湯から引き上げられて、ぽんぽんとバスタオルで体を拭かれる。

いやまぁ確かに俺しか出せてないんだけどさ…




ふと自分の体を拭いている佐久間に近寄って、後ろから抱きしめてみる。




sk「んぇ?阿部ちゃん?」


どーしたの?なんて言いながら頭を撫でてくれた。




クンクンと首筋を嗅げば、佐久間からも甘い匂い。




…俺も、食べたいかも。


ついさっき甘噛されていた首筋の感覚を思い出す。




はむっ、と軽く唇で食めば、クスリと笑った声が聞こえて鏡越しに佐久間を見た。


その色気のある表情が堪らなくて、何度か繰り返していると、佐久間の体がこちらを向く。




sk「ねぇ、そんなことしたらベッド行けなくなっちゃうよ?」


挑発的な視線は絡み合ったまま。


甘いはちみつの香りを纏った二人の夜は更けていく。


Fin.

いつでもキミはお姫様 dtnb→←-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , skab , iwfk
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:violet | 作成日時:2023年11月17日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。