- ページ11
.
sk「阿部ちゃんもやって？」
そう言った佐久間は俺の手にもボディソープを出す。
俺の手を掴んで、両手にボディソープを広げさせると、そのまま佐久間のお腹に触れさせられた。
sk「好きにしていいよ？」
そう言った佐久間の表情は色気がすごくて、思わず息を飲む。
ゆっくりと手を動かせば、くっきり割れた腹筋の一つ一つまで感じられて、あぁ綺麗だななんて思ってしまった。
sk「ふふっ、楽しい？」
同じところばかり撫でていた俺を優しく微笑んで見つめていた佐久間。
ab「あ、ごめん…」
手を離そうとすれば、それは少しだけ強い力で止められた。
sk「んーん、好きにしてて？」
ぐっと引き寄せられた耳元で「俺も好きにするから」と囁かれたと思ったら、その手はするりと背中を撫でてみたり、腕から肩、首にかけてを指先でツーっと登ってきたり。
首筋で止まったそれが擽ったくて顔を左に傾ければ、空いた右側に佐久間の唇が寄せられた。
ab「っはぁ、佐久間っ///」
強く吸い付きはしないものの、軽く噛みつきながら舐められるそれは、なんだか食べられているような気分で。
佐久間の泡の付いた手が俺の左耳の縁を優しくなぞると、もう声を抑えることができなかった。
そのまま左耳を手で塞ぐようにした佐久間は、右耳の縁を軽く噛んだ後「もっとしてもいい？」と色気を含んだ声を俺の中に流し込んできた。
俺の返事を聞くこともなく離れていった右手は、ゆるりと勃ち上がってしまったそこにたどり着く。
優しく触れられたそこが更なる刺激を求めるのはもう時間の問題で。
ab「っ、もっと///」
はぁはぁと短い呼吸を繰り返す合間で伝えたそれ。
微かに見えた瞳は獲物を捉えた獣のようだった。
Fin?
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：violet | 作成日時：2023年11月17日 18時
