【ONEPIECE】JEWEL (ページ9)

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この街の片隅にもページ9

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『…うーん』

いつも通り、天界から下界へ降りて
エースの元に行こうとした天使。

しかし、コルボ山にいつもとは違う"何か"を感じた。

その根源となるモノを探していると、
谷底に気絶している小さな子を見つけた。

『不思議…。でも、この子は確か＿＿』

下界の空気は汚れている。
純な天使にとっては生きづらい環境だ。

しかし、この子供の周りはとても居心地が良い。
まるで天界に居る様だった。

『こんにちは』

勿論、返事は帰って来ない。

ここには獣が沢山居る。
天使は子供を安全な場所へと運んだ。

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『こんにちは』

例の子供を運んだ後、エースに会いに行く。

ｴｰｽ｢A。今日は遅かったな｣

『？。そうなのかな？』

ｻﾎﾞ｢＿＿＿＿何だ、やっぱり名前あったのか｣

二人の会話を隣で聞いていたサボが反応する。

ｻﾎﾞ｢エースに聞いても知らねェの一点張りだし…
何で隠してたんだ？｣

名前も秘密なのか？と首を傾げる。

『ううん。違うよ』

ｻﾎﾞ｢じゃ、何でエース…｣

ｴｰｽ｢今思い出した｣

ｻﾎﾞ｢何だそりゃ｣

あまりにも適当な理由に、
サボは思わず間抜けな返答をする。

ｴｰｽ｢別にいいだろ。何でも｣

ｻﾎﾞ｢まァ良いけどよ…｣

いつも通りに一人一日百戦までの
手合わせが行われる＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿

今日は一段と騒がしい。
天使は天界から見ていた(・・・・)から知っているが＿＿＿

ﾙﾌｨ｢えぇえええ！！？？｣

ｴｰｽ｢煩ェェエエ工！！｣

空を飛んで来た天使を見てルフィは驚愕する。

『こんにちは』

ﾙﾌｨ｢こんにちは｣

｢｢普通に挨拶すんのかよっっ！！｣｣

二人が声を揃えて、ツッコミを入れる。

ﾙﾌｨ｢何だお前。鳥人間か？｣

『ふふっ。私は天使だよ』

ﾙﾌｨ｢天使…？美味ェのか？｣

ｴｰｽ｢食おうとすんな！！｣

エースの拳がルフィの頭に振り翳される。

ﾙﾌｨ｢なんか知らねェけど、
俺、ルフィ！宜しくな！｣

『ふふっ。知ってるよ』

ﾙﾌｨ｢何で俺の名前知ってんだ？｣

『天使だから』

ﾙﾌｨ｢ふーん…ま、宜しくな！鳥人間！｣

｢｢人の話聞いてねェだろ！！？？｣｣

今日はルフィという名の少年が、
この二人の仲間になる日の様だ＿＿＿＿＿＿＿