【ONEPIECE】JEWEL (ページ4)

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今日もまたページ4

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『こんにちは。ポートガス・D・エース君』

コソコソと隠れているエースに、
背後から声を掛ける。

ｴｰｽ｢てめェ…！また来たのか！！！｣

帰れ！と武器を振り回す。

『いつも怒っているのね』

ｴｰｽ｢お前が来るからだ！！｣

『？。私が来ると怒るの？』

当たり前だろ！とエースは叫ぶ。

『うーん…どうして、私が来ると怒るの？』

ｴｰｽ｢お前の事が嫌いだからだよ！｣

ハッキリと拒絶するエース。

天使は驚きもせず、傷付く素振りすら見せない。
それ所かいつも通りニコニコしている。

『でも、ポートガス・D・エース君の担当は私だから
変えられないんだ。

私、嫌いとか…そんな難しい事分からないの』

ｴｰｽ｢難しくねェだろ！？馬鹿か、お前！！｣

『ふふふっ。何だか面白い子。
これが神様が言っていた感情の一つかな？』

ｴｰｽ｢馬鹿にしてんのか！！てめェ！！｣

怒り狂うエースそっちのけで、
手を合わせて、首を傾げる天使。

すると、そこに帽子を被った男の子が現れる。

サボ｢おいおいエース…
一人で騒いでどうしたんだよ｣

ｴｰｽ｢サボ…！この間言っていた化け物だ！！｣

エースは天使を指差す。
しかし、サボは目をパチパチとさせた。

サボ｢…何も居ないぞ？はははっ！
エース大丈夫か？お前｣

見えない＿＿＿＿？
そこに居るのに？

エースは天使を見る。

『他の人には見えないよ。私は』

見せる事は出来るけど。と付け足す。

ｴｰｽ｢なら、姿を表せよ！｣

『うーん。私じゃ分からないから、
次会う時に神様に聞いてみるね』

ｴｰｽ｢お前が決めろよ！？子供かっっ！！｣

また怒ってる。と天使は微笑みながら羽を広げる。

『また来るね』

バイバイ。と手を振ると空へ飛び立つ。

ｴｰｽ｢おい！！姿を見せてから帰れよ！！｣

地上には激怒するエースと、
その隣で腹を抱えて笑い転げるサボ。

何とも不思議な光景だった。

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