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池澤｢…嘘でしょ？こんな大金借りれないよ！｣
翌日の下校時。
近くの喫茶店で彼女にお金を渡した。
"150万"
彼女の父親が借りた金額だ。
『…余裕が出たら少しずつ返してくれればいいから』
池澤｢っ…本当にありがとう…｣
彼女は泣いて喜んだ。
これで一先ず安心だ。
女の若さは武器となる。
最悪の結果にならなくて良かった。
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翌日、借金は返済したと聞いた。
それなのに何故か、
日が経つにつれ どんどん窶れていく様に見える。
体調を聞いても、ただの夜更かしだと言われる。
毎回、それで話が終わってしまう。
彼女にお金を渡してから10日が経った頃、
とうとう学校を休む様になってしまった。
電話をしても彼女は出ない。
何かの病気になったんじゃないかと、
彼女の家に寄ろうと思い、帰ろうとした時＿＿＿＿＿
｢ねね。柳さんさ…池澤さんと仲良かったよね？｣
クラスの女子に話し掛けられた。
『うん』
｢じゃあさ、あの噂って…本当なの？｣
噂？と首を傾げる。
｢…体売ってるって噂！
なんか、商店街で中年のおっさんと歩いてる所見た人が居るみたいだよ｣
＿＿＿＿＿それだけ…？
『歩いてるだけで…そんな噂が流れてんの？』
呆れる。
想像力が豊かなのは構わないが、
それを事実かの様に流すのはクズがやる事だ。
｢違う違う〜。後を着いて行ったら、
二人でホテルに入ったらしいよ｣
『…そうなんだ』
｢まぁ、知らないならいいや〜。
それじゃあね｣
私に情報が無いと分かると、
さっさと帰って行く。
私も駆け足で彼女の家へと向かった＿＿＿＿＿
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しおらん(プロフ) - 凄くいいです！更新頑張ってください！！ (2022年3月23日 19時) (
レス) @page11 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
せいら(プロフ) - 最近ウシジマくんにハマっていてドラマと映画全て観てここまで辿り着いたんですが内容が面白くて楽しませてもらってます…！これからも更新頑張ってください(*^^*) (2021年8月26日 23時) (レス) id: b7079ff06e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニワトリ | 作成日時：2021年5月6日 2時
