はっぴー はろうぃん2 ［手下］

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私も少しは落ち着いたため、気晴らしに廊下に出ると前からアップルが歩いてきたのが見えた。


アップル「A、どうしたんだ？」


つい先ほどジョーに慰めてもらって落ち着いたと思ったが、アップルに声をかけられた瞬間に再び涙が出てきてしまった。
空いた両手が無性に寂しくなり、アップルに正面から抱きつくと驚きながらも声をかけてくれた。


アップル「泣いているのか？」

「…泣いてないもん」

アップル「先ほど、泣き声が聞こえたが…？」

「…うるさい、リンゴのくせに」


ジョーの部屋の前で話していたからか、ジョーが部屋から出てきた。


エイトフット「また泣いてんのかよ!?」

アップル「エイトフット…全く意味が分からないんだが」

エイトフット「一人が寂しいんだとよ」



アップル「そうか。そう言われてみれば、Aが一人でいるなんて滅多にないからな」

「…ママと一緒に居たい」

アップル「ではVに事情を説明してもう一度来てもらうか？」

「ママに迷惑かけたくない」

エイトフット「ホントめんどくせぇ奴」

アップル「A、とりあえずsofaに座って落ち着こう」


アップルに手を引かれながらリビングへとやってきた。
アップルは紅茶を淹れてくると言いその部屋を離れた。

今度は１人にしないようにするためか、ジョーがずっと近くに居てくれた。
しかし仕事が終わらないらしく私を気にしつつも仕事をこなしていた。


「ジョー、ここの字間違えてる」

エイトフット「あ?･･･あー!もう、めんどくせぇ!!」

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