夢中の追憶 ページ26
イギリスに行くことが決まった次の日から、私はイギリスのインターナショナルスクールに転校するため入学試験の勉強をし始めた。
学校も休学し、転校することを校長にだけ伝え、みんなには伝えないように頼んだ。
もう、必死だった。
・
・
10月。
私は無事、イギリスの学校に合格。
・
?「これでもうありませんね?」
ママ「はい。大丈夫です。」
?「それでは国際便で運ばせていただきますね。」
ママ「よろしくお願いします。」
ブブーーーーとエンジンの音を鳴らして引っ越しトラックが走っていく。
さくら「………………。」
ママ「さくら、本当にこれで良かったの?」
心配そうに私を見つめるママ。
結婚が決まってから心の余裕ができたのか、前のママに戻りつつある。
さくら「うん。後悔はしてないよ。むしろ、感謝してる。」
ママ「……そう。」
しばらく経った12月の初め。
私はイギリスに旅立った。
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ゆりな - 面白くって、一気読みしました!菊地くんの描写がほんとーにきれいでした! (2021年8月21日 0時) (レス) id: 8d3b85f428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薔桜 | 作成日時:2021年7月27日 14時