未来の再会 ページ38
なんとか全ての挨拶が終わり、会社から出る。
総務部の人達、皆いい人そうだったなぁ……
・
・
健人「さくら、大丈夫か?」
心配そうな顔をして私を見る健人。
原因は恐らく……結望のことだ。
一応健人は今までの事を全部知ってる。
幼馴染だからね、笑。
さくら「うん!!大丈夫だよ!!ありがとう!」
……なんて。
強がってみるけど、本当は怖い。
また何か取られるんじゃないかって。
強がった嘘の笑顔に健人はきっと気づいてるよね。
健人「……まあ。俺がそばにいるから。なんかあったら言えよ。」
そう言うと、んー、と伸びをして私の前を歩き始めた。
突然立ち止まった私を不思議そうに見る。
健人「さくら?早く来いよ笑。部屋の整理するんだろ?」
さくら「あっ!うん!!ごめん!!」
急いで健人に駆け寄った。
健人、ごめんね。
今、健人は別に取られていいとか思っちゃった。
昔も今も……私が1番取られたくなかったのは菊池くんなんだよ_______。
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ゆりな - 面白くって、一気読みしました!菊地くんの描写がほんとーにきれいでした! (2021年8月21日 0時) (レス) id: 8d3b85f428 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薔桜 | 作成日時:2021年7月27日 14時