未来の再会 ページ34
健人「さくら〜??」
日陰にいる私を呼ぶ健人。
健人「会社で挨拶するんでしょ?時間なくなっちゃうよ?」
さくら「……絶対今出たくない……」
なんで?っとコテンと首を傾ける健人……ってあんたほんと可愛いな!!
さくら「だって…………焼けるじゃん!!!!」
はぁ。とため息を着くと、何かを投げてくる。
健人「そう言うと思って持ってきといた。はい、それ日焼け止めね。」
さくら「うふふ、さっすが健人♪」
健人から貰った日焼け止めを塗り塗りして、健人の元へ行くと何やら探している健人。
さくら「何。健人どしたの?」
健人「いや、なんかお迎えが来てるとか言ってなかったっけ?」
そういえば、空港に着いたらお迎えが来てくれるから大丈夫と雅俊さん言ってたな……。
周りを見渡すが、それらしき人は見当たらない。
健人「いなくね?」
さくら「いないよね。」
しばらくキョロキョロしてると、ドタバタと誰かが走ってくる音がした。
?「もう!!遅い!!もっと早く走って!!」
?「ちょ、勝利ぃ……!!待ってってばぁ〜」
?「相手の人、待たせてるんだよ?!正気?!」
?「それはごめんってぇ〜」
走ってたのは、チワワみたいな顔をした人と鼻の下が長い人。
あの人達、搭乗時間大丈夫なのかなぁ〜、とか思ってたらその人達は私達の前で立ち止まった。
?「柏木さくらさんと、中島健人さんですか?」
チワワな人がそう言う。
さくら「え、あ、はい。」
?「遅くなってすいません。聖薔宝の者です。」
鼻の下が長い人が汗を拭きながらそう言った。
あ……この人達がお迎えの人なのね。
健人と思わず顔を見合わせる。
健人・さくら「よろしくお願いします?」
日本について早々波乱の幕開けっぽいです。
60人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「菊池風磨」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆりな - 面白くって、一気読みしました!菊地くんの描写がほんとーにきれいでした! (2021年8月21日 0時) (レス) id: 8d3b85f428 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:薔桜 | 作成日時:2021年7月27日 14時