4話-黒田side- ページ5
まったく、、どうなっちまってんだ、、
俺のカノジョ疑惑が晴れたのはいいんだが、なぜAがマネに…
いや、塔一郎!お前もとめろよ!
なに喜んでんだよ!顔緩みきってんぞ!
付き合いたての彼氏に珍しく優しくされた女子か!
まぁ、俺も嬉しくないわけではない…
中学まではオレと塔一郎とAで居るのが当たり前だったのに高校入って自転車競技部の部員になってからはなかなかAと過ごせなかったしな。
いや、でもよくない!
オレが何のためにここまで護衛してきたと思ってんだ!
Aは割と誰にでも仲良くなれるしルックスもそこそこだ、変なやつに付きまとわれることもよくあったんだ。
1番タチが悪いのが本人がそれに全然気がついてないことだ!
そんな危なっかしいやつが飢えた野郎共しかいない運動部のマネになって安心できるか!!!
自転車競技部は個人のレベルによって練習メニューもバラバラだ。
だから同じ部活といってもずっと一緒にいることは不可能なんだよ。
あー。高校入った時もっとなんか別の女子運動部とか部活勧めときゃよかった、、
今は帰宅部だし、最近はタイクツーってよく連絡来てたしな。くっそ。
葦木場「ユキちゃんユキちゃん!よかったね!これで部活中もAちゃんと一緒にいられるね!!」
「なになに〜?雪成寂しかったの??w」
葦木場「よく携帯気にしててねーいつもAちゃんのメー…」
黒田「あーーもー!練習すっぞ。Aも手抜いたら即クビだからな!言っとくが生半可な気持ちでできるもんじゃねーからな!」
「わかってるよ!王者箱学でしょ!がんばります!」
福富「仕事は葦木場から教えてもらえ。黒田も言ってたが生半可な気持ちでは務まるものではない。肝に命じておけ!」
「はい!!手加減なしにご指導よろしくお願いします!」
新開「まぁまぁそんな意気込まなくてもいいさ。寿一は辛いだろうから嫌だったら断ってもいいんだぞ。って言いたかっただけだからさ。」
「そうなんですか!優しいんですね!」
福富「あ、あぁ。よろしく頼むぞ。」
はいはいはいはい!そこ!
そんな純粋な目でさらっと褒めるんじゃねーよ!!
相手が福富さんだったからよかったものの、勘違いするやつなんていっぱいいるんだよ!!
まぁでも本人も嬉しそうだから多めにみてやるか。
真波「これから大変そうですね!黒田さん!」
黒田「あぁ。」
ってこいつ気がついてやがる!
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ポカリ - 面白いです!まさか雪ちゃんの双子の妹だったとは…最新ファイトです! (2019年4月7日 12時) (レス) id: b4c93d8d0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺんぎん | 作成日時:2018年4月23日 22時