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(スニョン)
いつも通り授業を受けるけど、俺の視線はテキストじゃなくAばかりを追いかけた。
久しぶりに会えたし、「スニョンのおかげ」なんて言われるとうれしくてたまらない。
俺って本当に単純だなあ(笑)
「ヌナ、もうすぐ長期休暇じゃないですか？」
年末が近づいていて、そろそろどの学校も休暇に入る頃だ。
授業が終わって休憩がてらお菓子をつまんでいるとき、チャニが言う。
「え、うん。そうだね、もうそんな時期だ。」
「クリスマスは？どうするんです？」
「え？クリスマスか...わかんない(笑)」
「え、彼氏とデートとかじゃないんです？」
といったチャニに
「え！？彼氏！？」
と俺の方が早く反応してしまう。
「あいにく予定はないよ(笑)相手もいないし(笑)」
「えー！でもヌナかわいいのに！モテるのに彼氏作らないんですか！？」
「そうだよ〜！A絶対モテるでしょ！」
ずい、と近寄るチャニとジュン。
「モテないよ...近いし(笑)」
苦笑いしながらチャニとジュンを押し返すA(笑)
「ええ、じゃあヌナはクリスマス、どうするんですか〜？」
ミョンホがお菓子をもぐもぐしながら言う。
「うーん、日本に、帰ろうかなと。」
「え、帰るの？」
俺の質問に、うん、と答えた彼女。
「え、ヌナもう戻ってこないんですか？」
「へ？いやいや、一時帰国だよ。」
「そっか〜！」
楽しく談笑をしながら、テーブルの上のお菓子が どんどんなくなっていく。
お菓子を食べ終わって、そろそろ解散しようとなって。
3人が先に部屋を出て行って、俺とAだけ残った。
「もう帰る？」
「ううん、あと1時間したらボーカルの授業があるから、ちょっとここで用意。」
「そっか。俺練習行かなきゃ。」
「うん、がんばって。」
トン、と肩をたたかれるだけで
身体にかかる重みがすべて泡になって弾け飛んでいくような感覚になる。
「うん、Aもね。」
代わりに頭をﾎﾟﾝ、と触れば、少し照れたように彼女が笑った。
部屋を出て、練習室に向かうとニヤニヤしながらミンギュとチャニがよってきた。
「な、なんだよ。」
「ヒョ〜ン(笑)」
「ヌナ、彼氏いないって〜！」
...ほんとにこいつら...(笑)
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鋳柘 - スニョンとドギョミは親友と言うよりは年が違うので兄弟ですし、ドギョミはスニョンに敬語を使いますよ。 (2018年10月19日 20時) (
レス) id: 16c2882a48 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - 志保さん» 志保さま、スニョンペンさんにそういっていただけて本当にありがたいです＾＾励みになります！ゆっくりになってしまいますが、更新がんばります＾＾ありがとうございます！ (2015年10月16日 22時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - ぱく さらんさん» ぱくさらん様、暖かい言葉ありがとうございます（泣）週に2，3回もできないようなときもありますけど..がんばります＾＾ありがとうございます！ (2015年10月16日 22時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - みゆきさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！とても遅くなってしまって申し訳ないです（泣）ゆっくりですががんばります、ありがとうございます＾＾ (2015年10月16日 21時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
志保(プロフ) - 元々スニョンペンなんですけどこの小説読んでさらにスニョンが好きになりました！！すごく私のツボにハマります！大好きです！ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノこれからも更新頑張ってください！ (2015年10月11日 19時) (レス) id: 67a82fd094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジナ | 作成日時：2015年9月23日 15時
