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(チャン)
珍しく時間が空いたし、ちょっと散歩でもしようと思って事務所の外に出たらAヌナが歩いていた。
スニョンヒョンの好きな人。
え？気づかないわけないでしょ。
あんなに僕たちがヌナヌナ〜って言ったら不機嫌になるスニョンヒョン。
なんてわかりやすい人。
買い物帰りだというAヌナに声をかけて、暗くなってきたし家まで送ることにした。
何かあったら僕スニョンヒョンに何も言えない...(←)
「ヌナ、ヌナは韓国に来てどれくらいなんですか？」
「私？もう少しで1年くらいですかね？」
「ええ？韓国語すごく上手ですよね？」
「来る前から勉強はしてたんですよ〜。」
ヌナのこと最初は韓国人なんだと思っていたけど、名前が韓国人とは違ったから、日本人なんだ〜って。
あまりにも自然に話すから、僕たちはすごく驚いた。
「僕も勉強頑張れば、ヌナみたいになれますか？」
「もちろん。ディノくんがそうなりたいなら、そうなれるようにお手伝いします。」
ふわり、と音がしそうなほど優しい顔で微笑むヌナに、なんだかほっとする。
「ヌナ留学生なんですよね？」
「そう。」
「日本に帰るんですか？」
「そうだね、あと1年で帰ります。」
えっ...日本に帰っちゃったら...
スニョンヒョンは？
そう思ったけど、これはヌナの事情だから僕がとやかく言えることじゃない。
「仕事は？日本で就職するんです？」
「うーん、韓国で就職したいから、お勉強中です。」
なんだ、よかったぁ...
ほっと胸をなでおろす僕を、ヌナは不思議そうな顔をした。
「あ、私の家ここです。ありがとうございました。」
「いいえー！なんかあったらスニョンヒョンに怒られるし！」
「え、スニョン？」
「あ、いやなんでもないです！そういえばヌナ、僕のこともチャンて呼んでくださいよ〜。いつまでも敬語だし〜」
そう言ってごまかすと、「ごめんね、つい癖で」と彼女は笑った。
「ありがとうチャニ、また来週の授業でね。」
「はい、おやすみなさいヌナ。」
手土産にお菓子をもらってハッピーだ。
スニョンヒョンに自慢しよう(悪魔)
すっかり暗くなった空を見ながら、僕は宿舎へと急いで帰った。
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鋳柘 - スニョンとドギョミは親友と言うよりは年が違うので兄弟ですし、ドギョミはスニョンに敬語を使いますよ。 (2018年10月19日 20時) (
レス) id: 16c2882a48 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - 志保さん» 志保さま、スニョンペンさんにそういっていただけて本当にありがたいです＾＾励みになります！ゆっくりになってしまいますが、更新がんばります＾＾ありがとうございます！ (2015年10月16日 22時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - ぱく さらんさん» ぱくさらん様、暖かい言葉ありがとうございます（泣）週に2，3回もできないようなときもありますけど..がんばります＾＾ありがとうございます！ (2015年10月16日 22時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - みゆきさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！とても遅くなってしまって申し訳ないです（泣）ゆっくりですががんばります、ありがとうございます＾＾ (2015年10月16日 21時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
志保(プロフ) - 元々スニョンペンなんですけどこの小説読んでさらにスニョンが好きになりました！！すごく私のツボにハマります！大好きです！ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノこれからも更新頑張ってください！ (2015年10月11日 19時) (レス) id: 67a82fd094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジナ | 作成日時：2015年9月23日 15時
