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(スニョン)
なんでこんなことまで...
疲れきった体を引きずって、うまく回らない頭でそんなことをふと思ってしまう。
いつもはうるさいバンだけど、さすがに連日の疲れでメンバーはみんな静かに窓の外を眺めている。
車内で流れる自分たちのアルバムの曲を口ずさむ元気さえ無かった。
隣に座っているジュンも、窓の外を眺めていた。
「なあ、ジュン」
ゆっくりと俺を振り返った彼をじっと見ると、「何？」とジュンは首をかしげる。
「新しい先生、どんな人だろうな。」
そういうとジュンはさあ、と答えて少し微笑むと「いい人だといいね」と言った。
そうだな、いい人だと、いいけど。
最近は前よりめっきり減ったが、俺たちには歌やダンスのほかにもレッスンがある。
その中でも多いのが語学だ。
将来的に海外での活動も視野に入れられているのだから、当然ではあるのだが...練習と仕事で酷使した体と頭で、今から日本語のレッスンに臨むのはどうも妥当ではないと思った。
どうも今までの先生がやめたらしく、新しい先生が来るから顔合わせということになったのだ。
なんで今なんだ？と前の先生も新しい先生も少し恨めしいと思った。
それでもこれも、自分にとっての仕事の一環でステータスの作成であるのだから。
「ついたぞ」
マネヒョンの言葉に、ぼーっとしていたメンバーがぞろぞろとバンを降り、事務所の中の1つの部屋に入る。
「新しい先生を呼んでくるから、お前たちは少しここで休憩して待っているように。」
俺たちの疲れた顔色をうかがいながらマネヒョンが言った。
はい、と各々返事をして、部屋の中のテーブルに用意された飲み物とお菓子を少し口に含んだ。
甘いケーキや、少ししょっぱい小ぶりのスコーン、マシュマロチョコレートや、小さなサンドイッチ、どこのお店のものだろう？少し高そうだな。
そう思いながら口に含むと、なんだか優しい味がしてほっとした。
ｶﾞﾁｬﾘ、ドアが開く音がして、マネヒョンと一緒に入ってきた新しい先生。
みんなが眉をひそめた。
だって、あまりにも小さいから。
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鋳柘 - スニョンとドギョミは親友と言うよりは年が違うので兄弟ですし、ドギョミはスニョンに敬語を使いますよ。 (2018年10月19日 20時) (
レス) id: 16c2882a48 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - 志保さん» 志保さま、スニョンペンさんにそういっていただけて本当にありがたいです＾＾励みになります！ゆっくりになってしまいますが、更新がんばります＾＾ありがとうございます！ (2015年10月16日 22時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - ぱく さらんさん» ぱくさらん様、暖かい言葉ありがとうございます（泣）週に2，3回もできないようなときもありますけど..がんばります＾＾ありがとうございます！ (2015年10月16日 22時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
ジナ(プロフ) - みゆきさん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！とても遅くなってしまって申し訳ないです（泣）ゆっくりですががんばります、ありがとうございます＾＾ (2015年10月16日 21時) (レス) id: d2ae460245 (このIDを非表示/違反報告)
志保(プロフ) - 元々スニョンペンなんですけどこの小説読んでさらにスニョンが好きになりました！！すごく私のツボにハマります！大好きです！ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノこれからも更新頑張ってください！ (2015年10月11日 19時) (レス) id: 67a82fd094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジナ | 作成日時：2015年9月23日 15時
