IF！防弾少年団が先生だったら！ (ページ1)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:1,070 hit

序章ページ1

私はA、28歳。防弾高等学校の教師をやってます、独身女です。
私の担当学年は高校二年生。青々とした生徒達に囲まれて、日々精進しております。

そこでは主に国語を教えていて、私の他には先輩のソクジン先生、後輩のジミン先生が居ます。
ソクジン先生はハンサムな先生で、老若男女問わず学校中で有名な先生。
特に、先輩の女先生からの熱がすごくって、ソクジン先生の周りには常に彼女らが居ます。
ソクジン先生の隣の席である私の席が占領されることも多々。
普通に、会議案件だと思う。

対してジミン先生は子犬のように可愛らしいキューティーフェイス。
彼が初任一年目の時の指導要員として一応私が駆り出されたのだが、言われたことをきちんとやる真面目さ。報連相の徹底ぶり。仕事に対する態度と、生徒への深い愛情に私は感動した。
私が教えたことをまとめているという手帳を見せてもらったが、もうすごい書き込みぶりで。
ぜひ、我が生徒に見習ってほしいくらい。
しかし、いかんせん口が悪い。対人関係、先輩関係に対する態度はすこぶる悪い。
不思議なギャップである。ここは、要指導だな。

そんな二人に挟まれ、私は国語教師として細々とお給料稼ぎをしている。
同情料を頂きたいくらいにはしんどい。
仕事の悩み４割、風評被害６割というおかしな比率に悩まされている。
今からでも、教科変更しようか・・・。

としても、頑張れて数学だ。
次に自信があるのは、実は数学で。国語教師になりたいという夢さえなければ、私は理系に進学していたと思う。そのくらい、数学は得意。
文系学生時代はそれが強みだった。

しかし、ここで問題が発生する。
数学には、もっと厄介な先生が居るのだ。
主に女生徒から人気があり、男生徒の憧れ、模範的イケメン。
綺麗な三白眼が特徴的な、キムテヒョンである。
バレンタインになると、職員室に生徒達の行列が出来、その先を辿ってみればキムテヒョンが居た。という滑稽なエピソードがある。
あの顔面で理系。頭が良い。もう敵なし、チートな先生である。

そんなチートな先生には憧れの先生がいる。
名を、ミンユンギと言って、物理教師であり、私の指導教員の一人であった先生。
学校のイケメンを突き詰めていったら、辿り着く最終着地点。
理想の旦那像、全会一致で名が挙がるのは彼だ。もはや、殿堂入り。
無愛想だが、周りへの気遣い、気配りが、すんばらしい。模範的な紳士。
私も、求婚するなら彼が良い。

ということで、私の周りにはイケメンな敵しかいない。
なにがいいたいのかと言うと、オワコンなのだ。
私の、学校生活、彼らのせいで平穏ではいられないんだ。