水晶玉 ページ35
誰もは一度思ったことはないかな。
自分の周りの人は全員すごいって。
それなのに、自分はダメだって。
自分にダメなところを隠して笑っている。
そんな自分を頭の冷静なところで苦しんでいる。
家族だけは、、、って思わない?
私は、今、苦しいのかな?
「リリー聞いているかい?」
おじいちゃんが困った顔で言った。
あぁ、ううん。ごめん、
「この水晶玉はのう、この世界でいうスマホとか、ドマエモンのどこでもドアーとかの機能が備わっているんじゃ。」
ドマエモン!
学校でよく男子が言ってるアニメのキャラクター??だ!
「どこでもドアーってなぁに?」
おじいちゃんはあごに手を添える。
「さぁ?ワシも知らん。魔術具の神が言ってただけじゃ。んん 、、、多分空間移動の事じゃろう。」
うへっ !?
何それ!!面白そう!!
「どこでもドアー欲しい!空間移動したい。」
「まぁ、待ちなさいな。」
おじいちゃんが水晶玉を私の手から取るとヒカリにかざしてみた。
、、、あれ?
さっきまで透明だったのに今は緑色に輝いてる。
ときおり、虹色になって輝いて、、、。
おじいちゃんを見ると目を見張って水晶玉を見ていた。
もしかして予期せぬ緊急事態!?
いつでも使えるように常時携帯している杖を握る。
「リリーや、君は、、、。」
おじいちゃんは何かを言いかけたが口をつぐんだ。
な、、、なに!?
その思わせぶり、、、怖い。
「なんでもない。さてこの水晶玉をリリーの体にうめこもう。」
そうだね。。。。。。。ん??
うめ、、、うめこむって言いましたよね?
聞き間違いか。
「手を出しなさい。埋め込んであげよう。」
間違いじゃなかったぁぁぁぁ!!
「いやぁぁ!いやいやいや!痛いのやだ!」
「何を言っておる!?少しチクっとするだけじゃ。そのあとは楽じゃから。」
そういうのって信じられないんだよね。
チクっと?ふざけんなっ!
チクっどころじゃないでじょ!
ぐty 、、、。いやぁぁぁぁ!
「ええい!裏技じゃぁぁぁぁ!」
そういうとおじいちゃんはつえをふって魔術具を動かした。
人型の魔術具は華麗な動きで私の後ろに回って腕をきつく握る。
おじいちゃんが迫ってきた。
ぎ、、、ぎやぁぁぁぁ!
その瞬間腕がチクっとして、
気が付いたらおじいちゃんが倒れていた。
え、、、え!?
どどどど!?
動かしても動かない。
待って、やめてよ?
いや、、、いやいや。
「うそだって言ってよ?」
(うそです)
ん??
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ザン(プロフ) - かなとさん» 外しました。 (2019年8月17日 2時) (レス) id: 8e20d05d05 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年8月15日 16時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ザン | 作成日時:2019年8月15日 16時