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「おい、何やってる。」
「ふぇっ！！！」
心臓がギュッと握り締められたような感じと身体中に鳥肌がたった。
悪いことはしていないのに悪いことをして見つかった感じ、、、。
「おっおほほほほ！」
私は満面の笑みを浮かべ口元に手を当てて優雅に笑う。
こうしておけばこの場はなんとかやり通せる、、はず！
「ごめんあそばせ〜。」
意味がわからないようなことをつらつらと並べて相手が呆れた顔で私を睨み始めた時リビングのドアが開いた。
「つぼみ、、、？」
「マ、、、マ！！！」
これほどママに会いたかったのは初めてかもしれない。
私はチーターのようなはやさで後ろに隠れた。
「つぼみ！？」
ママ困惑。
ごめんなさい、ママ。
「華ちゃん、、、あれ？つぼみちゃんもう起きたの？」
背後から声がしたかと思うと私の真横に巨人が立っていた。
巨人じゃない、、、その時の私にはそう見えただけ。
今思うと恥ずかしくてたまらない。
「誰！？なんでママと私の名前を知っている！？」
「あれぇ？華ちゃん話してないのぉ？」
話してない？何を？
私はすがるようにママを見る。
ママは困惑したように笑った。
「つぼみ寝ぼけてるでしょう。思い出して、ここはシェアハウスよ。」
シェア、、、ハウス
「あ、、、。」
私はシュンとして黙った。
私今日からここに住むんだった。
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作者名：ザン | 作成日時：2019年3月29日 1時
