ブイロクハウス 2 (ページ8)

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ｶﾞﾀｯ

『！？』

剛「…ごめん聞くつもりじゃ…なかった」

『…えっといっいいよ別に』

剛「…ねぇねぇ一個聞いていい？」

『ん？』

剛「あの事件って何？」

『…』

剛「あ、嫌だったら言わなくていいよ別に…」

『お昼…』

剛「ん？」

『お昼…ご飯食べるときに言う…から…待ってて』

剛「あっ…うん」

快「なにこれー！今日のお昼超うまいじゃーん！」

昌「だろだろ、今日は頑張ったんだぞ」

博「うめー」

『…』

健「でも多く作りすぎじゃない？笑笑」

准「食べきれるかなぁ笑笑」

剛「…」

快「Aちゃんも食べなよ！超旨い！」

『えっあ、食べる食べる笑』

博「やっぱり量多すぎたんじゃない？笑笑」

昌「そーかー？」

剛「Aっ無理して言わなくていいからな」

『え、あぁ…』

昌「ん？何が？」

快「何いつもそこ隠し事してんのー？」

『あ…のさ皆昨日の事なんだけど…お父さんと何あったか言わなきゃって思って…その前に私たち血は繋がってなかった…』

准「え？」

『私の本当の父は事故で亡くなってたの…その直後昨日来たお父さんと私のお母さんが出会って…』

私は事件のこと以外全部話した。

『だから…このことはお父さんには内緒にしてほしい…』

昌「そうだな…」

健「でも内緒にする必要なくない？私はあなたの子供じゃないって言えばもう来ることは無いでしょ」

快「それも…そうだな」

『その事なんだけどね、私…中学生の時お母さんがお父さんに私を一人で預かるって言ったの

それまでお父さんのお金とかで何とか生活してきてたんだけど…

お母さんが昌行くんたちとか皆のお母さんにもう迷惑かけるのはやだって思ったらしくて

それを聞いたお父さんはお母さんと離れたくないって怒って…

その…数日後にね…私が１人で登校してるときに…お父さんの…会社の人たちに……車に…乗せられて…でね…』

准「もういいよ！…」

『無理矢理…』

准「A！」

剛「Aごめんってもういいから」

『それを…指示したのが皆お父さんだって言うから…』

昌「A…」

健「ごめん何も知らずに…」

Aは首を降り

『大丈夫！今じゃ全然何てこと無いよっそれだけ伝えたくて…ごっごめんね！皆美味しそうに食べてたのにっ変な話して…』

快「Aホントに無理したら怒るからな？」

『大丈夫大丈夫！』

剛「…」