ブイロクハウス 2 (ページ7)

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次の日

快「おは…」

『おっ快くんおはよっ』

快「Aちゃん…熱は？」

『おかげさまでこの通り！治りました！』

快「よかったぁ」

昌「おはよーあれA治ったんか」

『うん！』

昌「よかったよかったー」

『迷惑かけてごめんね？手伝い何でもするから！』

快「また無理して倒れるなよー？」

『わかってるって～♪』

♪♪♪♪♪♪♪♪♪

昌「ん？Aの携帯じゃね？」

『ホントだ誰だろ…お母さん…』

快「え？」

昌「お母さん？」

『…ごめん、ちょっと電話してくる』

快「うっうん…」

私はリビングから離れてお母さんからの電話に出た

『はい…』

母「A？」

『何の用…』

母「ごめん……すぐ終わるからね？聞いて？
昨日お父さん来た？」

『うん…』

母「ごめんねお父さんと会うのあの事件以降だったわね、怖がらせてごめんね」

『…お母さんが謝ることじゃないよ
でもさ…ここに住んでる人たちがお兄ちゃんって本当？』

母「そのこと話したくて電話したの…実はねそれまだお父さんには話してないんだけど貴方はお父さんの子供じゃないの」

『え？だって昨日』

母「あなたのお父さんはねもう死んじゃったの」

『えっ…』

それからお母さんに全部聞いた

私の本当のお父さんは事故で亡くなった

その直後昨日家に来たお父さんが私のお母さんをなぐさめてくれて…それから私が妊娠したのが分かって

お父さんは自分の子供だと勘違いしたらしい。

でもお父さんと出会う前に私を妊娠していた事を分かってたお母さんはそのことを今まで隠してたらしい。

母「でね、この事お父さんに内緒にしてほしいの。」

『…何で？』

母「あなたにまたあんな事件に巻き込まれたくないから。」

『あの事件…』

母「じゃあ、私仕事だからまた連絡するわね」

『うん…』

ｶﾞﾀｯ

『！？』